サブウーファーを導入した段階ではまだなんとかなった。
オーディオ用PCを導入したことで、外部電源も含めて機器が増えたことで配線が非常にきつくなった。JCAT USBカードFEMTO用の電源ケーブルが新たに増えたことも辛かった。
しかし、この時点ではサブウーファーを動かすことでまだなんとかなった。
その後、テレビを導入するに及んで、HDMIケーブルの関係から必然的にUHD BDプレーヤーもフロント側に持ってくる必要が出て、とうとう今までのGTラックではなんともならなくなった。HDMI2.0のフルスペック対応の長尺ケーブルは高くてですね……
ラックの入れ替え/模様替えに際して考慮したのは以下の三点。
①再生音への影響を最小限に抑えるべく、ラックの大きさは必要最小限に抑える
②設置スペースに余裕がある&機器の入れ替えがしやすい
③AとVのごちゃごちゃを可能な限りアンプから先に持ち込まない
そして、テレビ導入以前から数か月に渡る不毛な綿密な検討を経て辿り着いたのが、「オーディオラックとアンプを前後に配置する」という形態である。
ちなみにテレビの設置にはコレを使った。壁面設置はあれこれと高くてですね……
というわけでこうなった。(詳細:システムまとめ)
ラックはこんな感じ。
以前購入したラックの7年以上に渡る使用で一切ガタの来ない安定感を全面的に信頼して、再びファンシーにオーダーした。黒はこだわり。
下段には手作りの台を使ってオーディオPC&外部電源とハブ、常用のネットワークオーディオプレーヤーという「不動」の機器を置く。上段のUHD BDプレーヤーはささっとよせられるし、OPPO Sonica DACもしかり。上段の129センチ×44センチのスペースは実質フリーとなり、少なくとも常時二台ぶんのスペースが確保できる。二段しかないラックなので高さもそれなりで済む。これで①と②はクリア。
プレーヤーやDACからのアナログ出力は広く取った背面のスペースをぐるりと弧を描いて反転させ、前に置いたアンプに繋ぐ。ジャングルジムはここで活きる。③もクリア。
これで信号系ケーブルのごった煮からスピーカーケーブルを分離するというかねてからの目標も達成した。三段四段と重ねていくのも手だろうが、そうなると今度は①がクリアできなくなってしまう。
イメージとしてはこんな感じ。
ついでに「オーディオラックとアンプを前後に配置する」という形態のおかげで、アンプのサイズ的な制約もなくなった。Primare A32なんかは学生時代からの夢だったよ。
サブウーファーに続いてアンプと、徐々にオーディオ機器が床に占める面積が大きくなっていくことは仕方あるまい。
なにかしら致命的な問題が発覚しない限り、当面はこの設置環境でいく。
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