前日:天明5年1月8日/平成31年2月16日


天明5年1月9日(新暦換算:2月17日)

秋田県湯沢市柳田(たぶん)




 九日。朝からのどかに過ごした。


 今日の日記はこれで終わり!
 1月3日の「だいたい昨日とおなじ」と並ぶ手抜き!
 『菅江真澄遊覧記』ではこの日が無視されるレベルの圧倒的手抜き!

 もっとも、234年後も今日を皮切りに急に春めいてきたので、のどかな気分になるのもわからいではない。


 平成30年の冬は雪の降り始めが遅くて真澄の記述となかなか噛み合わず、そして真澄が猫の鳴き声に春を感じた1月5日の時点では「春はまだ遠い」と書いたが、ここにきて急に234年前の天候とシンクロしてきた感がある。



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●『齶田濃刈寢』本文・参考文献

『秋田叢書 別集 第4』 秋田叢書刊行会, 1932
『菅江真澄遊覧記1』 内田武志・宮本常一編訳, 東洋文庫, 1965

記事中の【見出し】は『秋田叢書』にあるものをそのまま使っている



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翌日:天明5年1月10日/平成31年2月18日



【記事まとめ】『小野のふるさと』――菅江真澄32歳・秋田の旅
【記事まとめ】『齶田濃刈寢(あきたのかりね)』――菅江真澄31歳・秋田の旅
初めて秋田の地を踏んだ菅江真澄と歩く、234年後のリアルタイム追想行脚

『菅江真澄と歩く 二百年後の勝地臨毫 出羽国雄勝郡』
江戸時代後期の紀行家・菅江真澄の描いた絵を辿り、秋田の県南を旅した紀行文


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