日本に上陸していないネットワークオーディオ関連機器をなんとなく紹介するシリーズ。

Antipodes DX Music Server
2015100101
画像は公式HPより。

 機能全部入りのミュージックサーバー
 CDドライブ搭載でリッピング可能。
 USB出力搭載でプレーヤーになる。
 外部のサーバーの音源も再生可能。
 ネットワーク経由で純然たるサーバーにもなる。
 通常のファイル共有に対応しているので音源の管理が楽。
 TIDALとQobuzに対応。
 コントロールアプリにはiPeng 8もしくはOrange Squeezeを推奨。
 どっちも素敵なアプリ。
アプリiPeng 8
アプリorange squeeze
 ちなみに中身はVortexBox。
 メーカーとして「最高の音質を実現するには内臓ストレージからの再生で、USB DACへ出力してね」と明言している。
 2TBのSSDを内蔵してお値段7500ドル。
 個人的には無意味なディスプレイを潔く搭載しない辺りにこだわりを感じる。

 そして、SoTM sMS-1000SQ Windows Editionと共に、オーディオ機器として記念すべき初の単体Roon Serverとなった製品である。

 ハイエンド……と呼んでいいかはわからないが、間違いなく高級機ではある。
 ネットワークオーディオトランスポートとして考えれば、現状の日本国内における立ち位置が近いのはDELA N1Z、あるいはAurender S10(本国じゃN10に代替わりしている)。
 オーディオ機器としての作りもしっかりしているようだし、国内に導入されれば面白いことになりそう。
 どこかで扱ったりしないかな。



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