外観編

音質・サーバー編

音質・ミュージックサーバー編

fidataのCDトランスポート機能を使ってみた



　「サーバー」にせよ「プレーヤー」にせよ、デジタル・ファイルを扱ううえで、PCといわゆるオーディオ機器の間に、もはや「機能」の面で差を見出すのは困難だ。
　それどころか、「プレーヤー」としての機能面では、大多数のオーディオ機器はPCの再生ソフトに及ばないという現実もある。特に「コントロール」の要素まで含めれば、まともな音楽再生機器として使い得るプレーヤーの方が少ないという有様である。

　そんな現在、汎用性のない専用機たるオーディオ機器を選ぶからには、まともなユーザビリティが担保されていることは当然として、そのうえでPCでは得られない、あるいは実現が相当困難なレベルの音質を備えていることが絶対条件となる。
　また、せっかく選ぶのだから、ハードウェアの仕上がりや所有する満足度も同様に重要だ。どのみち、ハードウェアの仕上がりはオーディオ機器としての音質にも直結する。


　そして、fidata HFAS1-XS20は選ぶに値する、紛れもないオーディオ機器である。

　あくまで理想のオーディオ用PCを目指したcanarino Filsとの比較で、HFAS1-XS20は従来機からさらなる進化を遂げ、専用機としての価値を証明してみせた。



【レビュー】fidata HFAS1


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