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【レビュー・更新】OPPO Sonica DAC ネットワーク編

導入・外観編

音質編



 USB入力と比べて対応フォーマットが寂しいのは残念だが、OPPO Sonica DACはネットワーク入力も備えており、単体ネットワークオーディオプレーヤーとしても使える。
 ずばり製品ジャンルは「ネットワークオーディオ機能搭載USB DAC」である。
 発売に先行するレビューを読むに、ネットワークオーディオ機能は「おまけではない」と言われるほどの完成度のようだが……?



 とりあえず、Sonica DACは既出の情報通りOpenHomeに対応しているのか?

 Kazooを用いた確認方法が怪しくなってしまったので、確度の面で不安があるもののPlugPlayerを使って確認する。


 PlugPlayerでOpenHome非対応のプレーヤーを選択するとこうなり、


 対応するプレーヤーを選択するとこうなる。
 OpenHome=LINN DSの内的プラットフォームだった時代の名残。



 これを踏まえて、Sonica DACは……





 …………


 ……


 まぁ、プラットフォームとしてOpenHomeを採用せずに優れたユーザビリティを実現しているプレーヤーも多いし、専用アプリの完成度が高く、ネットワークオーディオプレーヤーとしてきちんと使えればそれでいいのである。



 気を取り直して、まずは専用アプリの出来映えを検証する。


 基本画面。
 入力切替やらラジオやら色々あるが、もっぱら使われるのはTIDALとネットワーク再生だろう。



 Twonky Server 8.3を使ってネットワーク再生を見ていく。
 サーバーの選択はネットワーク再生の最初の階層で行う。


 アルバムの階層でアルバムアートが表示されないのは残念。ただし画像を使わないおかげか、スクロールは極めてスムーズ。そしてリストのみでタイル表示はできない。


 曲まで降りてくるとアルバムアートが表示される。


 ここから再生にあたって様々な機能にアクセスできる。

 「すべて再生」の他に、一曲/複数単位でキューに追加できる。
 この辺は「プレイリスト/キュー」の何たるかをきちんと踏まえて作られているようだ。



 ところで「次を再生」ではなく「次に再生」のような……


 曲順の並べ替えなんかもできるようだ。



 常に表示されていた画面下部の帯をタップすると、再生/操作画面に切り替わる。
 音源のコーデックはブラウズ時に表示されていたが、この画面でもサンプルレートやビット深度は表示されないようだ。


 ここからキュー/プレイリストを表示可能。


 「編集」でプレイリスト内の曲順を弄ったりもできる。


 縦画面にするとアルバムアートの表示領域が巨大化する。また縦画面でもキュー/プレイリストを表示可能。



 TIDALは……そのまんまTIDALである。



 再生画面には「Hi-Fi」の表示がある。


 諸々の操作も充実。


 プレイリストにローカルの音源とTIDALの音源を同居させることもできる。



 あとは「お気に入り」、


 「設定」、



 「デバイス」。



 ネットワークオーディオのコントロールアプリとして、音楽再生に必要な機能は一通り揃っている。全体的に派手さはないが、デザインとしては悪くない。
 見ての通りローカライズもしっかりされているため、ネットワークオーディオの作法に不慣れな人でもだいたい何とかなるだろう。
 





 しかし……






 実際にネットワークで音楽を再生すると…………






 グワーッ!?




 とりあえずネットワークオーディオプレーヤーとしての評価は保留


【2017/02/22更新追記】


 本機はUPnP/DLNA対応のため、Kinskyといった他のコントロールアプリも使用可能だが、なにひとつまともに動作しなかった。
 よって、 以下のネットワークオーディオプレーヤーとしての検証結果は純正のSonica App使用時のもの。


操作へのレスポンス:不安定(※1)
シーク:不安定(※1)
スキップ:不安定(※1)
ギャップレス再生:×(※2)
音源のスペック表示:×
オンデバイス・プレイリスト:○(Sonica App使用時のみ)
プレイリストの保持・アプリ終了時の再生続行ともに可能

※1
基本的には問題ないのだが、停止状態からから再生、一時停止、スキップ、シークといった操作を連続して行うと、数秒から酷い時には10秒以上のタイムラグが発生する。
一時停止を完全に受け付けなくなる状況にも幾度となく遭遇した。

※2
次の曲が始まるまで4、5秒という私の知る限り史上最長のギャップ、というより、もはやギャップですらない何かが入る。
オンデバイス・プレイリストには対応するのにギャップレス再生が出来ないという、ある意味非常に珍しいパターン。


 結論。
 Sonica DACはネットワークオーディオプレーヤーとしてはまったく使い物にならない

 私のシステムのネットワーク環境に何らかの問題があり、それによって動作に支障をきたしている可能性はゼロではない。しかし、LUMIN A1canarino Fils、さらに今まで試用してきた数々の機器も同一のハブから接続しており、万全に動いている/いたことから、ネットワークに問題があるとは考えにくい。
 仮にレスポンスや接続の不安定さがネットワーク環境に起因するものだったとしても、絶望的に巨大なギャップの存在は看過できるものではない。

 あるいは、単に私の要求水準が高すぎるだけなのだろうか?
 ネットワークオーディオを名乗り、「操作性」だの「利便性」だのを売りにするからには、最低でもJRiver Media Center/JRemoteのレベルを求めているだけなのだが。


【更新追記おわり】


 USB DACとしての使用には何の問題もないので、音質評価はそちらで行う。



 音質編に続く。



【音源管理の精髄】 目次 【ネットワークオーディオTips】

【レビュー】 視た・聴いた・使った・紹介した機器のまとめ 【インプレッション】

よくある質問と検索ワードへの回答

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