Roonの1.2へのアップデートに伴い突如として現れた感。
Musica Pristina A Cappella II
あー、こういうデザイン大好き。
オーディオ機器として自分に求められているものは何か、自分は何をすべきか、不要なものは何か、といったことをきちんと考え、そして素直に従った結果のミニマルさ。それでいて筐体は結構がっしり。
どこかで同じような発想の……ん?
やはり行き着くところは同じか。
製品としては「USB出力搭載ネットワークオーディオトランスポート」。
お値段は通常モデルが約4000ドル、中身を充実させたモデルが約5000ドル。
なかなかの高級機である。
面白いのは、今までのRoonReadyプレーヤー、例えばAURALiC ARIESファミリーやexaSound PlayPointと異なり、「UPnP/DLNAやらOpenHomeやらに加えてRoonReadyもあるよ」というのではなく、最初から「Roonでコントロールしてね」と言っていること。
他のプラットフォームへの対応が具体的にどうなのかはイマイチ製品ページから読み取れないが、とにかく「RoonReadyプレーヤーであること」が製品の個性や強みとして上位に掲げられていることは間違いない。
RoonReadyの正式発表から数カ月足らず、もうこんな製品が出てきたのか、と少々驚いている。
と同時に、Roon Serverどうすんの? と思わなくもない。「そんなもんPC使えばいいだろ」と言われそうだが。
RoonReadyはそれとして生かしつつ、素直にOpenHomeくらい対応したらいいのに。
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