「ミュージックサーバー」を手掛けるブランドとして世界に名高いAurender。

 Linuxベースの自社プラットフォームと専用コントロールアプリ「Aurender Conductor」により、ネットワークオーディオの三要素を高い完成度で網羅しており、ネットワークオーディオの領域、特にミュージックサーバーの分野を語る際に決して忘れてはいけないブランドである。特に、OpenHomeだのRoonだのに頼らずに、あくまでも独自のプラットフォームを磨き上げているという点は注目に値する。

 ……だがしかし、いかんせん今まで製品に触れる機会がまったくなく、Aurenderの製品にせよアプリにせよ、種々の情報や主に海外から伝わってくるレビューで「良さそうだなあ」とは思いつつも、実際のところどんなもんなのかは判然としなかったのも事実。

 そして今回、願えばかなうというか一念岩をも通すというか、とうとうAurender製品をじっくりと試用する機会を得た。
 お借りしたのはN10とN100Hの二機種。N100Hは後々音質比較に使うとして、基本的にN10を見ていくことにする。



 N10の外観。





 筐体は全方位的に頑健重厚な作りとなっており、手に持つと思わず「オオッ……」と声が漏れる。オーディオ機器はこうでなくちゃ。
 フロントパネルには電源、ディスプレイ、ごく基本的な操作ボタンが用意されている。


 ディスプレイは音源の情報表示(曲名・アーティスト名・フォーマット)のほか、アプリまたは前面操作ボタンからソースレベルメーター(青/黄)にも切り替えできる。
 音源情報は日本語(漢字/平仮名/片仮名)にフル対応のようだ。
 表示される文字のサイズが大きいので、離れていてもそれなりに見える。読める。







 ソースレベルメーターが何の役に立つかは正直言って謎。
 まぁ、見た目はなんとなく面白いのだが。


 なお操作ボタンの「三」を何度か押すと、本機の名称とIPアドレスがディスプレイに表示される。気の利いた機能である。



 というわけで、ここからは導入の流れ。



 N10をネットワークに繋ぎ、電源を入れて、専用アプリ「Aurender Conductor」を起動する。


 さて……
 まずは設定。歯車マークは全世界共通の「設定」のしるし。


 最初に使うAurender製品を選ぶようだ。


 ……


 !?



 この手の製品で使用に際してパスワードの入力を求められたのは初めてだ。
 そして無事に繋がったようだ。




 これで使う用意は整った。
 Aurender Conductorはコントロールアプリの基本要素を綺麗に網羅した見事なデザインである。



 次回、運用編に続く。


【レビュー】Aurender N10 音質編


【レビュー】Aurender N100H



【音源管理の精髄】 目次 【ネットワークオーディオTips】

【レビュー】 視た・聴いた・使った・紹介した機器のまとめ 【インプレッション】

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