*

【UHD BDレビュー】第6回『クリード チャンプを継ぐ男』

uhd-bd%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%89

画質:10 (画質はHD環境・BDと同じ土俵での暫定評価)
音質:10
(評価の詳細についてはこの記事を参照)

映像:HEVC 2.8K撮影・2kマスター
音声:DTS-HD Master Audio 7.1ch


○画質
 4Kの面影を湛えた超高画質とは言えないにしても(そもそも撮影解像度が足りていない)、HDの土俵においては完璧な画と言える。というよりむしろ、BDとあまり差が無い。
 解像感も情報量もばっちり、無闇な粒状感の負荷はなく、圧縮に伴うノイズもない。老いたロッキーと溌剌たるクリードの様を徹底的に映し出すレベルの画質は終始維持されている。
 ボクシングのシーンは強烈なライトのおかげで一層画がクリアになる。本作に置いてHDRが活かされるシーンと言えば、拳打の応酬で飛び散る血と汗となみだが鮮烈に照らし出される様だろう。

○見どころ
 ライトに照らし出される血と汗となみだ


○音質
 UHD BDなのにオブジェクトベースオーディオ収録じゃないのか……となるかもしれないが、ボクシング映画でオブジェクトオーディオなんて使ってどうすんだ、という気がしないでもない。
 ボクシングシーンの打撃音は現実的な範疇ながら鋭く重く、見るものに血と汗となみだを流させるにはじゅうぶんすぎる出来映えである。
 また、7.1chを存分に生かした音楽の鳴りは品位・盛り上がりともに素晴らしく、最終戦の最終ラウンドの展開は泣ける。
 明朗快活なダイアローグも好い印象を残した。

○聴きどころ
 ロッキーのテーマ→クリードのテーマへの見事すぎる遷移


○総評
 DMP-UB90のプレゼントキャンペーンの片割れ。
 決して品質が悪いわけではないのだが、正直言って作品の映像・音響的にBDでじゅうぶんな気もする。
 結局は「UHD BDで持っておきたい」と思えるほど作品が好きかどうか、である。
 ちなみにクリード役の俳優は『クロニクル』にも出ていたことを後から知った。



○再生環境(詳細はコチラ

・ソース
Panasonic DMP-UB90

・映像
Victor DLA-X30
KIKUCHI SE-100HDC

・音響(センターレス6.1.4ch)
Pioneer SC-LX59
Nmode X-PM7
Nmode X-PW1 ×3(サラウンドにモノラル×2、サラウンドバックにステレオ×1)
Dynaudio Sapphire
Dynaudio Audience122(サラウンド)
Dynaudio Audience52(サラウンドバック)
ECLIPSE TD307MK2A ×4(トップフロント・トップリア)
ECLIPSE TD316SWMK2



【Dolby Atmos/DTS:X】オブジェクトベースシアターへの道・まとめ

【UHD BDレビュー】総まとめ

【BDレビュー】総まとめ

スポンサーリンク


関連記事

【RoonReady】Mytek Manhattan II 【Munich HIGH END 2016】

Mytek tease Manhattan II with MQA, streaming modul

記事を読む

Nmode X-PW1導入

 どれだけ新しいサラウンドフォーマットが現れようが、“アンプでスピーカーを鳴らす”という基本は変わら

記事を読む

続・dBpoweramp Tag Editorを使ったDSDのタグ編集

dBpoweramp Tag Editorを使ったDSDのタグ編集 Asset UPnP Re

記事を読む

【音源管理の精髄】 ネットワークオーディオにおけるDSD 【ネットワークオーディオTips】

 別にDSDに限った話ではないが、「より高いスペックのハイレゾ音源への対応」という点において、ハード

記事を読む

no image

【BDレビュー】 第196回『デスペラード』

画質:7 音質:14 映像はAVC、音声はDTS-HDMAの16bit 画質について

記事を読む

no image

【BDレビュー】 第38回『ダニー・ザ・ドッグ』

画質:11 音質:10 映像はAVCで30Mbpsを基準に上下。基本的にビットレートはかな

記事を読む

【インプレッション】Playback Designs Merlot DAC 外観編

Playback Designs Merlot DAC - ナスペック  仕様だの背面だのはリ

記事を読む

しばしさらば、Focus200C

「センタースピーカーさえ無ければ」と何度思ったことか  Focus200Cを導入して最初に

記事を読む

【UHD BDレビュー】第12回『チャッピー』 【Dolby Atmos】

【BDレビュー】第287回『Chappie / チャッピー』 北米盤 画質:12 

記事を読む

【レビュー】LUMIN A1

 素材が出揃ったので、まとめ。  ちなみに本国HP、あるいは国内のHPやメディアでは「LUMI

記事を読む

スポンサーリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサーリンク

【イベント情報】7/1(土)にオリオスペックでファイル再生のセミナーを行います

 オーディオ用PC等でいつもお世話になっている秋葉原のPCショップ・オ

iPad Pro(2017) 12.9インチを導入した

ネットワークオーディオの本質 - 言の葉の穴  『コントロール』

【レビュー】JS PC Audio HFS1000

HFS1000 - JS PC Audio 【レビュー】JS P

【レビュー】Aurender N100H

【レビュー】Aurender N10 外観・導入編 【レビュー】Au

【レビュー】Aurender N10 音質編

外観・導入編 運用編  Aurender Co

6/10と6/11は第50回「小町まつり」です

君は小野小町の生まれ在所を知っているか 秋田県湯沢市雄勝

iOS11と共にiPhone/iTunesがFLACに対応する……?

iOS11、無劣化圧縮のハイレゾ音源形式FLACに対応! - iPho

HDtracksによるMQAを用いたストリーミングサービス「HDmusicStream」

 TIDAL Mastersの開始を受けて、NetAudio Vol.

iPad Pro(2017)

iPad Pro - Apple  iPad Air2を発売

【地元探訪・神様セカンドライフ編】力水(湯沢市古館山)

神様セカンドライフ 61話「キツネの流儀」 - ヤマノス  

SFORZATO DSP-Dorado

DSP-Dorado - SFORZATO  ベラの次だがベ

【UHD BDレビュー】第19回『LOGAN/ローガン』 北米盤 【Dolby Atmos】

 まごうことなき大傑作。  みんな映画館に行こう! 画

【レビュー】Aurender N10 運用編

外観・導入編  前回の続き。  ……ところで、なんかア

【レビュー】Aurender N10 外観・導入編

 「ミュージックサーバー」を手掛けるブランドとして世界に名高いAure

【Munich HIGH END 2017】記事まとめ

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【レビュー】SOULNOTE D-1 音質編

外観・運用編 ・再生環境(詳細) canarino

【Munich HIGH END 2017】SFORZATO / fidata in Munich

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【Munich HIGH END 2017】Cocktail Audio CA-X50 【Roon Ready】

  Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら

【Munich HIGH END 2017】constellation audio LEO 【Roon Ready】

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【Munich HIGH END 2017】Roon Labs自身による“Nucleus” Roon Server

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

→もっと見る

PAGE TOP ↑