前日:天明5年2月9日/平成31年3月19日


天明5年2月10日(新暦換算:3月20日)

秋田県湯沢市 湯沢の町中 → 岩崎




 十日。岩崎に行く。あちらこちら、踏み消えた雪の間から枯れ草が見えたが、半分ほどは既に青くなっていた。


 春の足音。

 今日の湯沢市は実に暖かく、気温は15度くらいまで上がった。



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●『齶田濃刈寢』本文・参考文献

『秋田叢書 別集 第4』 秋田叢書刊行会, 1932
『菅江真澄遊覧記1』 内田武志・宮本常一編訳, 東洋文庫, 1965

記事中の【見出し】は『秋田叢書』にあるものをそのまま使っている



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次回:天明5年2月15日/平成31年3月25日



【記事まとめ】『小野のふるさと』――菅江真澄32歳・秋田の旅
【記事まとめ】『齶田濃刈寢(あきたのかりね)』――菅江真澄31歳・秋田の旅
初めて秋田の地を踏んだ菅江真澄と歩く、234年後のリアルタイム追想行脚

『菅江真澄と歩く 二百年後の勝地臨毫 出羽国雄勝郡』
江戸時代後期の紀行家・菅江真澄の描いた絵を辿り、秋田の県南を旅した紀行文


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