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画質:10
音質:9
(評価の詳細についてはこの記事を参照)

映像:AVC
音声:DTS-HD Master Audio 7.1ch


○画質
 相変わらずディズニーらしい、ソフト化にまつわる諸々の疵がない完璧な画。解像感や情報量といった画質の基礎体力で不足する部分は一切ない。動物たちの毛並みの表現は眼福である。
 本作の映像ははつるつるの画ではなくある種の粒子感が加えられており、総じて透明感や「コレを見ろ!!」という克明さよりも、ほんわか柔らかい印象を受けるものとなっている。

○見どころ
 ジャングル区画


○音質
 緻密かつ闊達、生き生きと仕上げられた、あるべき場所であるべき音が鳴るお手本のようなマルチチャンネル・サラウンド。
 とはいえ本作の音は一昔前のディズニー作品で感じられた「インパクトの弱さ」があり、小動物と大型動物の違いを中低音で表現するといった芸はあるものの、全体的に刺激や盛り上がりには欠ける。
 物語のトーン的に史劇的な音を使う必要がなかったということなのかもしれないが、『シュガー・ラッシュ』『アナと雪の女王』の後では食い足りなさが残った。

○聴きどころ
 オープニング


○総評
 ディズニー映画って「あくまでも娯楽作品という中にメッセージ性がある」というものだと思っていたのだが、本作に関して言えば「メッセージの表現のために作品が組み立てられている」という印象を受ける。もっと露骨に言えばなんだか説教臭い。
 もっとエンタメに振ってもよかったのに。それこそロビンフッドみたいに。



○再生環境(詳細はコチラ

・ソース
Panasonic DMP-UB90

・映像
Victor DLA-X30
KIKUCHI SE-100HDC

・音響(センターレス6.1.4ch)
Pioneer SC-LX59
Nmode X-PM7
Nmode X-PW1 ×3(サラウンドにモノラル×2、サラウンドバックにステレオ×1)
Dynaudio Sapphire(フロント)
Dynaudio Audience122(サラウンド)
Dynaudio Audience52(サラウンドバック)
ECLIPSE TD307MK2A ×4(トップフロント・トップリア)
ECLIPSE TD316SWMK2



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