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【UHD BDレビュー】第9回『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』 北米盤 【Dolby Atmos】

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 何から何までマクロスじゃねーか。


画質:9 (画質はHD環境・BDと同じ土俵での暫定評価)
音質:8
(評価の詳細についてはこの記事を参照)

映像:HEVC 4K/6K撮影・4Kマスター
音声:Dolby Atmos トップスピーカーの活用:小 オブジェクト効果:小


○画質
 すっかり珍しくなった、ポストエフェクトでグレインを加えた画。しかもかなり露骨に効かせている。
 一方で粒状感を溶かし込んでなお自然さを保てるだけの情報量があるかというとそんなことはなく、解像感も昨今の画質インフレタイトルには程遠い。
 総じてBD黎明期に盛んにBD化された2000年代前半~中盤のタイトルを強く意識させる画になっている。ある意味では20年前の前作から続けて見ても雰囲気の差をそれほど抱かずに済むのだが、4K/6K撮影の4Kマスターというスペックに期待される画質ではなかった。

○見どころ
 タッチダウン


○音質
 駄目だこりゃ。
 端的に言えば、「低音がボボボと鳴るだけでまったく刺激に欠けた音」である。なぜこうなってしまったのか理解に苦しむね。
 戦闘機の飛行音にまるで鋭さがないのは百歩譲って許そう。ジェットエンジンではなく反重力エンジン的なアレを使っているのだからきっと静かに飛ぶのだろう。
 敵味方の戦闘機の火砲にまるで鋭さがないのは一万歩譲って許そう。実弾兵器ではなくプラズマ砲的なアレだからきっと炸裂音もないのだろう。それはそうとこの作品世界ではなぜ誘導兵器がまったく出てこないんだ。
 しかし、ありとあらゆる爆発音にすらまったく鋭さがないのは百万歩譲っても許せない。なんだこの低音ばっかりで刺激や恐怖の欠片もない腑抜けた爆発音は。あのインデペンデンス・デイの続編だと言うのになんてザマだ。
 そりゃ確かに、無駄にでかい宇宙船が大西洋全域にタッチダウンする際の最高度に強烈な低音はそうあって然るべき見事なものだし、前作に比べて敵味方の戦闘機が飛び交う様はマルチチャンネル・サラウンドの20年分の進歩を感じる。とはいえトップスピーカーは気の抜けたBGMが鳴るくらいでてんで活用されておらず、オブジェクトオーディオの精華たる緻密な空間性があるわけでもない。
 本当は0点を付けてやりたいところだが、インデペンデンス・デイのレベルを望みさえしなければ、それなりのレベルではある。

○聴きどころ
 なし


○総評
 20年待ってコレか。
 期待が大きすぎたのもあろうが、正直言って肩透かしもいいところだ。特に音はがっかりの一言である。
 話や世界観がマクロスに似るだけならまだしも、BDの質の低さまで似なくていいから。



○再生環境(詳細はコチラ

・ソース
Panasonic DMP-UB90

・映像
Victor DLA-X30
KIKUCHI SE-100HDC

・音響(センターレス6.1.4ch)
Pioneer SC-LX59
Nmode X-PM7
Nmode X-PW1 ×3(サラウンドにモノラル×2、サラウンドバックにステレオ×1)
Dynaudio Sapphire
Dynaudio Audience122(サラウンド)
Dynaudio Audience52(サラウンドバック)
ECLIPSE TD307MK2A ×4(トップフロント・トップリア)
ECLIPSE TD316SWMK2



【Dolby Atmos/DTS:X】オブジェクトベースシアターへの道・まとめ

【UHD BDレビュー】総まとめ

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