*

【レビュー】SOtM sMS-200 運用・音質編 【RoonReady】

【レビュー】SOtM sMS-200 外観・仕様編

sMS-200でSpotifyを使ってみる


 中身を覗けばPCだったsMS-1000SQ Windows Editionとは異なり、こっちはすっかり業界に馴染んだ感のある(Linuxベースの)USB出力搭載ネットワークオーディオトランスポート。

 でもって、この手のバーサタイルな製品の例に漏れず、多機能を制御するための画面がブラウザベースで用意されている。
 ユーンハス? と思ったらウナスと読むようだ。
 ここで各種設定や機能のオンオフを行う。
20160811SOtMiPad Air08

 USB DACとの接続はUSBオーディオクラス2.0で自動的に行われる。
 が、sMS-200は他の同種製品とは異なり、設定画面から接続したUSB DACを有効にするという作業が必要になる。
 ちなみにこの作業はRoonReadyとMPD/OpenHomeで別々に必要で、USB DACを有効にしないと各機能をアクティブにできない。


※本体のアップデートにより、各再生機能の同時アクティブは不可能になった。
SOtM sMS-200でSpotifyを使ってみる


 RoonReadyの設定画面。
 逢瀬DACと繋がっているのがわかる。
20160811SOtMiPad Air07

 ここでUSB DACを有効にし、RoonReadyをアクティブにすることで、本機をRoonのOutputとして使用可能になる。
 最近のRoonのアップデートで正式に認証され、Uncertifiedの文字も取れた。RoonReadyプレーヤーが雨後の筍状態の今となっては特に感動はない。
20160811SOtMPC04


 こっちはMPD/OpenHomeの設定画面、と言いつつMPDの名前しか出てこず、OpenHome/DLNAはオマケ扱いである。
 本機にストレージを直結する使い方では機能的にMPD優位になることはわかるが、うーむ。
20160811SOtMiPad Air01

 あとはLinn KazooでもBubbleUPnPでもLUMIN Appでも動かせるようになる。
 アプリの側でOpenHomeの仕様を逸脱しているせいか相性の問題か、LUMIN Appとの組み合わせでは動作が緩慢かつ不安定になってしまった。



 次に、音。
 普通に考えて、現時点ではRoonReadyプレーヤーよりも遥かに使われる機会が多いであろうOpenHomeレンダラーとして使った。
 繋げたUSB DACは逢瀬のAK4495S試作DAC
 外部電源としてsMS-1000SQとセットになるsPS-1000を使っているので、いささかドーピング気味である。本来であればこれくらいがちょうどよかろう。

 静けさを前面に押し出したsMS-1000SQ Windows Editionとは打って変わった、なんとも押し出しの強い、元気の良い音である。価格帯に応じて性格付けを変えているのだろう。
 少々繊細さに欠けるが、そのぶん、その辺のPCをUSB DACに繋いだ時に感じる「音の死にっぷり」は見事に払拭されている。


SOtM sMS-200にアナログ電源を使ってみる


 この価格でRoonReadyとOpenHomeに両対応し、音楽のエネルギーを殺すことなくUSB DACに伝えるという音質的な美点も備えている。
 手頃な価格帯でこそ、機能面で妥協してない選択肢が増えることは良いことだ。



Roon関連記事まとめ

【音源管理の精髄】 目次 【ネットワークオーディオTips】

【レビュー】 視た・聴いた・使った・紹介した機器のまとめ 【インプレッション】

よくある質問と検索ワードへの回答

スポンサーリンク


関連記事

おかえり、SongBook

2014/10/26 さらば、SongBook 2014/11/19 コントロールアプリの黄昏

記事を読む

no image

【BDレビュー】 第72回『アイ・アム・レジェンド』

画質:7 音質:6 映像はVC-1、10台をうろつくワーナー仕様。 音声はドルビーTRU

記事を読む

【ネットワークオーディオTips】Twonky Server 導入・設定・運用編

サーバーソフトの紹介 『Twonky Server』 ・使用したサーバー機器 PC(Wi

記事を読む

Roon 導入編

前記事:Roonは音楽鑑賞の未来たり得るか  Roonはソフトであり、サービスである。  メ

記事を読む

【イベント報告】7/1にオリオスペックでファイル再生のセミナーを行いました

予告編:7/1(土)にオリオスペックでファイル再生のセミナーを行います  一回目・二回目と

記事を読む

no image

【BDレビュー】 第162回『アマデウス』

画質:8 音質:8 映像はVC-1、音声はドルビーTRUEHDの16bit 画質につ

記事を読む

【BDレビュー】第269回『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』

画質:14 音質:12 映像:AVC 音声:DTS-HD Master A

記事を読む

LUMIN L1 サーバーソフト編

 どれだけ筐体のクオリティがオーディオ的に優れていたとしても、ネットワークオーディオにおけるNAS/

記事を読む

【ネットワークオーディオTips】BubbleUPnP ServerとJRiver Media Centerを組み合わせる、ついでにTIDALも使う

 そもそもBubbleUPnP Serverって何だ、使うにはどうすりゃいいんだ、使うと何がどうなる

記事を読む

【AV史に残るBD勝手に10選】BDと歩んだ7年半

 最初に、一番最初に再生したBDはたしか『ステルス』だったような気がする。  発売からあまり間を置

記事を読む

スポンサーリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサーリンク

【地元探訪・神様セカンドライフ編】元稲田神社/あぐりこ稲荷(羽後町杉宮)

神様セカンドライフ 66話「あぐりこ稲荷」  雄勝郡の稲荷オ

【UHD BDレビュー】第12回『チャッピー』 【Dolby Atmos】

【4K/HDR環境の導入に伴い、2016/11/20初出の記事を更新・

【UHD BDレビュー】第11回『エクソダス:神と王』 米国盤

【4K/HDR環境の導入に伴い、2016/11/17初出の記事を更新・

【UHD BDレビュー】第10回『マン・オブ・スティール』 米国盤 【Dolby Atmos】

【4K/HDR環境の導入に伴い、2016/11/16初出の記事を更新・

【UHD BDレビュー】第9回『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』 米国盤 【Dolby Atmos】

【4K/HDR環境の導入に伴い、2016/11/06初出の記事を更新・

【UHD BDレビュー】第8回『インデペンデンス・デイ』 【DTS:X】

【4K/HDR環境の導入に伴い、2016/11/06初出の記事を更新・

【UHD BDレビュー】第7回『アメイジング・スパイダーマン2』 【Dolby Atmos】

【4K/HDR環境の導入に伴い、2016/11/05初出の記事を更新・

【UHD BDレビュー】第6回『クリード チャンプを継ぐ男』

【4K/HDR環境の導入に伴い、2016/11/05初出の記事を更新・

【UHD BDレビュー】第5回『X-MEN: アポカリプス』 米国盤 【Dolby Atmos】

【4K/HDR環境の導入に伴い、2016/11/04初出の記事を更新・

【ハイレゾ音源備忘録】結城アイラ / decade wind(NetAudio27付録) 【768kHz/32bit】

・アーティスト / アルバムタイトル / 曲タイトル 結

【UHD BDレビュー】第4回『パシフィック・リム』 【Dolby Atmos】

【4K/HDR環境の導入に伴い、2016/10/07初出の記事を更新・

SOtM sMS-200でMinimServerとBubbleUPnP Serverが使えるようになった

【レビュー】SOtM sMS-200 外観・仕様編 【レビュー】SO

【UHD BDレビュー】第3回『キング・オブ・エジプト / GODS OF EGYPT』 米国盤 【DTS:X】

【4K/HDR環境の導入に伴い、2016/07/31初出の記事を更新・

【UHD BDレビュー】第2回『デッドプール』 米国盤 【Dolby Atmos】

【4K/HDR環境の導入に伴い、2016/07/31初出の記事を更新・

【UHD BDレビュー】第1回『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』 米国盤 【Dolby Atmos】

【4K/HDR環境の導入に伴い、2016/07/28初出の記事を更新・

LUMINのプレーヤーがついにMQAに対応

LUMIN is NOW Roon Ready! そしてMQAとSpo

【ハイレゾ音源備忘録】大植英次・ミネソタ管弦楽団 / Respighi: Belkis, Regina di Saba, Ballata delle gnomidi & Pini di Roma 176.4kHz/24bit

・アーティスト / アルバムタイトル 大植英次・ミネソタ

【ハイレゾ音源備忘録】大植英次・ミネソタ管弦楽団 / Stravinsky: The Song Of The Nightingale, The Firebird, Rite of Spring 176.4kHz/24bit

・アーティスト / アルバムタイトル 大植英次・ミネソタ

Wireworld Platinum Starlight、襲来

 時に、西暦2017年。  秋田の片田舎に、重厚な金属製

【ハイレゾ音源備忘録】サラ・オレイン / ANIMA

・アーティスト / アルバムタイトル サラ・オレイン /

→もっと見る

PAGE TOP ↑