「シン・ゴジラ」が’17年3月22日BD/UHD BD化。初公開映像満載の特典BD – AV Watch

 待ってました。


 気になったのは音声で、DTS-HD Master Audioの3.1chという仕様。

 この3.1chというのは、「フロント+センター+LFE」のことなのか、それとも「フロント+リアセンター+LFE」のことなのか。単に3.1chというだけでは判断に困る。個人的には後者なのだと思いたいが……どうなのだろう。
→やはりフロント3chなのか……よくよく見ればサントラのブックレットにも書いてあった。

 ちなみにIMDbによれば、当初からシン・ゴジラのSound Mixは「Dolby Digital (3.1)」となっていた。
 今時3.1chなんて珍しいなあ、たしか昔々買ったマクロスプラスのDVDが3.1chだっけ、などと思っていたら、BD/UHD BDの音声も3.1ch。奇しくもIMDbの情報の確度を証明する/高める形になった。


 そして映像面は以下の通り。

・Camera
Arri Alexa XT Studio, Zeiss Master Prime and Angenieux Optimo Lenses
Canon XC10 (some scenes)
GoPro Hero 4 Black Edition (some scenes)
Red Epic, Zeiss Master Prime and Angenieux Optimo Lenses
iPhone 6S Plus (some scenes)

・Cinematographic Process
ARRIRAW (3.4K) (2.8K) (source format)
Canon H264 (4K) (source format)
Digital Intermediate (2K) (master format)
Redcode RAW (5K) (source format)


 ハリウッドの大作映画でさえ2Kマスターがまかり通っている現状で、シン・ゴジラのマスターについてとやかく言うつもりはない。
 全編4K製作だという『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の画はなかなか素晴らしかった。それに続いて、邦画として、ただただ凄い画を見せてくれることを期待するのみである。



シン・ゴジラとヤマタノオロチ、そして現代のスサノオ神話


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