DELA「N1Z/N1A」、ハードウェアを刷新した新モデル – 電源強化やUSB-DAC端子追加など – Phile-web


 単に新製品が出てどうのこうのというより、新製品を出せるくらいに「オーディオ用サーバー」という製品ジャンルが市場で受け入れられたということが喜ばしい。サーバーにおける音質向上のた余地もまだまだ残されているのだということもまた、喜ばしい。

 衝撃的なニュースだったUSB DAC接続機能の搭載――DELAが「プレーヤー」にもなるという事実は、新型になってますます大きな特徴として扱われることになったようだ。
 DELAのプレーヤー機能はOpenHomeに対応するので、まともな音楽再生機器であることが担保されている。そしてもちろん、世代間断絶なんていう間の抜けた展開にはなっていない。サーバー機能とあわせ、DELAはフル機能かつオーディオ的な完成で作り込まれたミュージックサーバーとなる。
 サーバーとプレーヤーの両面で、ネットワークオーディオという領域に果たした功績のなんと大きなことか。

 正直な話、DELAが出たばかりの時は色々な意味でどうなるものかと心配ばかりしていたが、よくもまぁこれだけ大きく育ってくれたものだ。
 確たる地位を築いた「音楽の座」の、さらなる飛躍に期待したい。



【インプレッション】DELA N1Z ― 音楽の座

【音源管理の精髄】 目次 【ネットワークオーディオTips】

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