ネットワークオーディオにおけるサーバーのストレージに相応しいのはHDDか、SSDか。


 そりゃSSDに決まっている。

 だってHDDはうるさいもの。

 例えば私が使っているQNAPのTS-119はファンレスだが、中身がHDDである以上、「カリカリカリカリ……」と音がする。決して無音ではない。
 もうこの時点で、音楽とは無関係な音を発している時点で、HDDはあり得ない。
 それも、明らかに耳に届くレベルのノイズである。たまったものではない。

 というわけで、2年ほど前にSSDに換装した。
 当時のSSDの600Gは、高かった……

 しかし、そのおかげで空間のS/Nは明らかに高まった。
 単に、もともとなかった異音が消えただけだが。


 ただし、以下のような場合はHDDもアリだと思う。

・ライブラリのサイズが数テラバイト級であり、SSDを使うのは容量的に非現実的な場合

・音楽を聴く位置とサーバーを置く位置が完全に分離・遮断されており、HDDのシーク音を事実上無視できる場合
 要はオーディオ部屋とは別の部屋にサーバーを置く場合





 ん? HDDとSSDでは音が違うって?

 そんなことはどうでもいいです。


 あ、でも、あえて言うなら、HDDに加えてファンまで搭載したNASが「オーディオ用」として音質を高く評価されているようだし、HDDの方が高音質なんじゃないですかね?

 どうでもいいです。



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