UHD BDも購入予定。
しかもエクステンデッド版はDolby Atmos収録である。
画質:11
音質:9
(評価の詳細についてはこの記事を参照)
映像:AVC
音声:DTS-HD Master Audio 7.1ch
○画質
4K/6K撮影なのにマスターは2Kというかなしみ。
画質は全編通じて激しく乱高下。
宇宙空間や宇宙船内などは壮絶な解像感とめくるめく情報量とチリひとつない清廉さが同居する凄まじい画を見せる一方、地上(地球も火星も)では今一つ振るわず、時折ノイジーですらある。それでいて火星の地上の光景はイマイチぱっとしないこともあれば猛烈な見通しの良さを発揮することもあり、なんとも安定しない。
ここまで差があると意図したものとも思えるが、どうだろう。
最大瞬間風速の大きさから10点越え。
○見どころ
宇宙の諸相
○音質
音楽と環境音主体のドラマ的な音作りであり、活劇的な面白味はない。
とはいえ、そこはさすがのリドリー・スコット映画。冒頭の嵐に始まり、主人公の孤独に寄り添う様々な楽曲、時折爆発する諸々のオブジェクトなど、きっちりみっちりサラウンドが構築されており、映画音響としての食い足りなさはない。瞬発力も存在感も十分。
ただ、ロケットの離着陸はもっともっと音に力が欲しかった。
○聴きどころ
エアロックの怪
○総評
『エクソダス』しかり、『プロメテウス』しかり、『キングダム・オブ・ヘブン』以降のリドリー・スコットは何やら気合いを入れる時に限って空回りして、『ロビン・フッド』とか本作とか、ちょっと気を抜いた作品の方が面白いような……
○再生環境(詳細はコチラ)
・ソース
OPPO BDP-103
・映像
Victor DLA-X30
KIKUCHI SE-100HDC
・音響(センターレス6.1ch)
Pioneer SC-LX85
Nmode X-PM7
Nmode X-PW1 ×3(サラウンドにモノラル×2、サラウンドバックにステレオ×1)
Dynaudio Sapphire
Dynaudio Audience122
Dynaudio Audience52
ECLIPSE TD316SWMK2
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