T1/D1はA1とまったく同じように使える。
以上。
A1の運用・使いこなしは散々書いてきたので、本当ならこれだけ言えば事足りるのだが、流石にあんまりか。
A1と同じ、つまり最高。
ユーザーが心血を注いだ音源の管理やライブラリの構築に十全に応える、ネットワークに繋いだ瞬間からあれこれと設定する必要も一切なく完璧に機能する素敵すぎるネットワークオーディオプレーヤーである。
ある意味では、T1/D1の運用なんてものは実質的に存在しないも同じ。ユーザーが目にし、気にし、触るのはひとえにLUMIN Appのみ。
○参考
【レビュー】LUMIN A1
【アプリ検証】LUMIN App
ネットワークオーディオにおけるプレーヤーの役割
ネットワークオーディオプレーヤーにおける世代間断絶と、本当に求められるもの
ネットワークオーディオプレーヤーに本当に求められるものとは、「音楽再生における快適さを実現・保証するプラットフォーム」である。ギャップレス再生とかOn-Device Playlistとかは音楽再生においてあまりにも当然の機能であって、本来ならば機能として意識されるほうがおかしい。
そして、同一メーカーのネットワークオーディオプレーヤーで、製品世代をまたいでユーザビリティ的に「同様に機能する」と言い切ることのできるものはいったいどれだけあるのか。
その点、LUMINのプレーヤーはS1/A1/T1/D1のすべてが同じプラットフォームで同様に機能する。
ユーザーが差異として認識するのはLUMIN App上の名称だけで、実際に使用するうえでこれら四機種はまったく同じ挙動を示す。
ユーザビリティにおける世代間・製品間断絶は存在しない。ただひとつ例外として、S1のDSD 5.6MHz対応というハードウェアスペックの違いから来るDSD音源の再生可不可はあるが、それは本質的な問題ではない。
LUMIN App内のプレイリストも何も問題なく保存・共有が可能である。
LUMIN A1とLUMIN Appの組み合わせは、私が知る限り、単機能のネットワークオーディオプレーヤーとして最も快適な音楽再生を実現するシステムである。
そしてS1もT1もD1もLUMIN Appと組み合わせることで、「今何を使っている」といちいち意識する必要すらなく、A1とまったく同じように使える。
ちなみにサーバーにLUMIN L1を使用することで、システムトータルのレスポンスはさらに高速化するのだが、これはまた別の話。
サーバー、コントロール、プレーヤー。
ネットワークオーディオの三要素を掌中に収めたLUMINというプラットフォームに死角なし。
【インプレッション】LUMIN T1 & D1
LUMIN T1 & D1 運用編
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