エヴァのハイレゾ音源を聴きました



Q

再生環境


 こんな感じに。
20141105-10

 序。
 強くリスナーに働きかけてくる音。
 映画音楽のサントラとしていまいち煮え切らなかったCDと比べるとだいぶ力感が増している。それでいてパワー一辺倒にならず、CDでは埋もれていた音の存在感が増すとともに空間もより立体的になっている。これはハイレゾ云々ではなくリマスターのおかげではなかろうか。
 とはいうものの、CDからの上げ幅としては、歴然たるものがあった旧世紀TVシリーズのサントラには遠く及ばない。もっとも、この場合TVシリーズのサントラの音が単にしょぼかったからに過ぎないが。
 ハイライトはヤシマ作戦。あと次回予告。


 破。
 CDは国産サントラにあるまじきハイテンションを備え、楽しみに溢れた優秀盤だった。
 ハイレゾ版はテンション的にCDから半歩下がって、その分左右に音を広げてスケール感を出しているようだ。派手さが減った分、CDの無理していた感も解消されている。
 が、パッと聴いてCDとの歴然たる違いを見出すのは難しいと思われる。
 ハイライトはサハクィエル第8使徒戦。あと次回予告。


 Q。
 これまた破と同様CDの時点で優秀盤だったため、ハイレゾっつってもそれほど大きな違いがあるわけではない。
 音の傾向もこれまた破と同様、半歩引いてしっぽりしている。特にカヲル君との連弾は音の変化が著しい。
 ハイライトはヴンダーの発進シークエンス。あと次回予告。


 旧世紀TVシリーズのサントラならば問答無用でハイレゾを買えとおすすめできるが、今回はちょっと微妙。違いはあるにはあるけれども。CDを持っていないならそりゃ買っていいとは思うが、Qに関してはBDを買えばCDもついてくるしなあ……
 


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