エソテリック、新ドライブメカ“VRDS-ATLAS”搭載のSACDトランスポート「Grandioso P1X」。350万円 – Phile-web
エソテリック、完全自社設計64bit DAC搭載の新旗艦D/Aコンバーター「Grandioso D1X」。350万円 – Phile-web


 組み合わせれば700万円。つよい! 夢!


 「Grandioso P1X」に対しては、よくぞこの時代にこれだけの情熱と物量を投じたSACDトランスポートを投入したものだと感嘆と尊敬を禁じ得ない一方、既にファイル再生/ネットワークオーディオに完全移行してしまって久しい私には、残念ながら端的に言って縁がない。

 というわけで、私の興味の対象は主に「Grandioso D1X」に向く。
 ここんとこのESOTERICは基本的にAKMのDACチップを採用してきたわけだが、D1Xでは自社設計のディスクリートDACを搭載。大きな路線変更といえる。こないだAKMの新たなフラグシップDACチップ「AK4499」が発表されただけに、ESOTERICの路線変更が余計に大きく感じられる。

  LINNが「KLIMAX DS」と「AKURATE DS」の生産を完了させた今こそ、実績と伝統のあるメーカーからハイエンドな単体ネットワークオーディオプレーヤーが登場することの意味は大きい。Grandioso K1のDACモジュールをクラスを越えて搭載したN-01が「ネットワークオーディオにかけるESOTERICの本気」を見せてくれたように、いずれこのディスクリートDACを搭載するネットワークオーディオプレーヤーが登場することを期待したいところだ。私には手が届きそうもないが。



【音源管理の精髄】 目次 【ネットワークオーディオTips】

【レビュー】 視た・聴いた・使った・紹介した機器のまとめ 【インプレッション】

【Roon】関連記事まとめ

よくある質問と検索ワードへの回答


新サイト「Game Sounds Fun」が発足しました

【コラム】ゲームの音はここが凄い!