LUMIN X1 × SOtM sNH-10Gで光LAN接続の威力を体験したわけだが、SFPポートを搭載するネットワークオーディオ関連製品はこの二つだけではなく、世の中にはこんな製品もある。


Sonore opticalRendu


 以前にRoon Readyの絡みで紹介した「Sonicorbiter SE」を手掛けるSonoreの、「SFP搭載ネットワークオーディオトランスポート」が、この「opticalRendu」となる。OpenHome対応でRoon ReadyでPCM768kHz/32bit・DSD512対応で……といった基本的な機能は同社のラインナップにおける上位モデル「ultraRendu」と同等で、ultraRenduのRJ45ポートがSFPポートになったという趣の製品である。

 価格はultraRenduが875ドルに対し、opticalRenduは1295ドル。価格からしても明らかにopticalRenduが上位機の扱いをされている。
 Sonoreは光LAN接続にかなり乗り気なようで、SFPとRJ45を変換する「opticalModule」も発売予定となっている。

 実際に使っている様子は、Computer AudiophileあらためAudiophile Styleの記事に詳しい。


Audiophile 5: Sonore opticalRendu in 5 Minutes – Audiophile Style


 価格帯的にLUMIN X1が上から光LAN接続の威力を訴求する製品なら、opticalRenduは下から訴求する製品ということになろうか。LUMIN X1と異なりRJ45とSFPを同時に使えるわけではないが、「光LAN接続とはどういうものか」と試してみるぶんにはうってつけの製品といえるかもしれない。めちゃくちゃ多機能なので使いどころに困るということもあるまい。



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