SOtM sMS-200 運用・音質編
sMS-200が再び手元にやってきたので、この手の貪欲に新機能を追加し続ける製品で使うSpotifyの感触はどんなもんかと。
まずはsMS-200でSpotifyを使えるようにする。
画像は拡大して見てね。
SOtMのセットアップ画面。
Logitech Media Serverをアクティブにし、操作画面を開く。
アップデートを経て色々と機能が増えている。
※sMS-200本体のアップデートにより、RoonReady・Logitech Media Server・MPD&DLNAの各機能を同時にアクティブにすることが不可能になった。いちいちこのセットアップ画面から切り替える必要があり死ぬほど面倒なのだが、各機能が競合して破局を迎える事態を避けるための安全策と思えばそれも致し方なしか。スマホまたはタブレットのブラウザに設定画面をブックマークしておけばいくらか楽か。
Logitech Media Serverの操作画面。
こういう画面に慣れてしまっているので、なんとも殺風景というかなんというか……
右下の「Settings」からLogitech Media Serverの設定画面へ。
「Plugins」タブ、「Active plugins」の「Spotify(v1.0)」のチェックを外す。
Logitechによる公式プラグインのはずなのだが、こいつは機能しない。
下にある「3rd party plugins」から「3rd Party Spotify Plugin」にチェックを入れ、右下の「Apply」。
Enableにチェック。
さらなる設定階層へ。
はいはい。
Logitech Media ServerにおけるSpotifyの設定画面。
この画面でアカウントを入力し、配信品質やら何やらを選択する。
そしてテスト。
これでsMS-200……の中で動くLogitech Media Serverの中でSpotifyを使えるようになる。
で、実際に使おうと思ったのだが……
ナビゲーションはたったこれだけか。ジャンルでのソートすらないのか。
RoonやTIDALやApple Musicの洗礼を受けた後でこれはあまりにも辛い。
まぁ、それでも音源を選んで聴けないことはない。
とりあえずレスポンスはローカルの音源を再生するのと同じくらい良好だし、不安定さは微塵も感じない。
日本で正式サービスが始まっているだけあって、邦楽もそれなりに用意されている。
アウイエー!
でも選択基準は謎。
とにかくブラウザでの操作画面はあまりにも前時代的と言わざるを得ない。スキップやら早送りやら何やらかんやら、見た目の寂しさに目を瞑れば、操作そのものは必要な要素がきちんと揃い、機能することは確かではある。しかし、正直2016年も終わるって時に今さらこんなので使えと言われても困る。
Logitech Media Server用の素敵なコントロールアプリとしてiPengやOrange Squeezeがあるのだが、あくまでプラグインであるSpotifyはそれらのアプリできちんと操作できるのだろうか。それを確かめるだけのやる気は……
いずれにせよ、使う人は使うのだろう。某潮と違ってSpotifyは日本で正式サービスが始まっているし、邦楽だってラインナップされている。
アップデートで次々機能を追加できるということもsMS-200のような製品の強みなのだし、使いたい、使ってみたいと思う時に機能として用意されているということは決して無駄にはなるまい。
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