【レビュー】SOtM sMS-1000SQ Windows Edition 外観・仕様編
上位機と一緒にこっちもやってきた。
いろんな規格・方式に対応し、USB出力を持ち、しかも安価な(ここ凄く重要)ネットワークオーディオトランスポートである。お値段は税別7万円。
なお、自ら音源を再生する機能を持つ機器はあくまでも「プレーヤー」であり、あとはDACの搭載の有無で、業界の伝統に沿って“プレーヤー”もしくは“トランスポート”と呼ぶことにしている。
対応規格・方式を本国のHPからコピペすると、
Roon Ready(Beta)
DLNA renderer
Music Player Daemon(MPD)
Logitech Media Server(LMS)
Squeezelite
となる。
補足すると、OpenHomeにも対応する。DLNAに対応したところで今時何の自慢にもならないんだからちゃんと言おう。
PCM384kHz/32bit・DSD256の再生に対応し、今どきの製品として抜かりはない。
安価であることとバーサタイルな仕様からAURALiC ARIES MINIを連想するが、ARIES MINIはワイヤレス対応も含めてより多機能。
それに対してsMS-200は小型ゆえの筐体の剛性、SOtMお得意のUSB出力への配慮など、この手の製品の中ではかなりオーディオ機器としての志向が強い製品に思える。ぜひとも外部電源の導入を検討したいところだ。
そして忘れてはならないのが、sMS-200はRoonReadyだということ。
OpenHome、MPD、さらにRoonReadyとくれば、使い方には困るまい。
Roon云々は抜きにして、オーディオ的な配慮が施されたOpenHome対応のネットワークオーディオトランスポートとして考えても破格である。オーディオ機器のOpenHome対応もとうとうここまで下りてきた。
RoonReadyとOpenHomeのどちらにも対応するというのが肝なのだ。
ちなみに、基本的にsMS-1000SQと組み合わせることになるだろうsPS-1000には、sMS-200と接続するための電源出力も用意されている。
「それ自体でオーディオ機器としてUSB DACとの万全な接続が可能な単体Roon Server」と「USB出力を持ったRoonReadyプレーヤー」を至近距離に設置することは、何というか、まぁ、豪華な使い方である。
運用・音質編はまた次回。
【レビュー】SOtM sMS-200 運用・音質編
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