前日:天明4年10月10日/平成30年11月22日
天明4年10月11日(新暦換算:11月23日)
秋田県羽後町軽井沢田茂ノ沢 → 羽後町西馬音内
【西馬音内庄】
十一日。今日も一日中雪の山路を分けて辿り、雄勝郡西馬音内の庄、西馬音内の里についた。
真澄は羽後町田茂ノ沢を出発し、今日の羽後町の中心部である西馬音内に向かった。
Googleマップによれば、田茂ノ沢から西馬音内まで歩いて5時間弱はかかる。雪道ともなれば、そりゃもう丸一日の行程となるだろう。
日記の量が極小なのは、純粋にくたびれ果てていたからだろうと察する。
こうして、真澄は「西馬音内盆踊り」で有名な羽後町西馬音内にやってきた。
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●『齶田濃刈寢』本文・参考文献
『秋田叢書 別集 第4』 秋田叢書刊行会, 1932
『菅江真澄遊覧記1』 内田武志・宮本常一編訳, 東洋文庫, 1965
記事中の【見出し】は『秋田叢書』にあるものをそのまま使っている
※この記事の写真は平成30年11月13日・21日に撮影したものです
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翌日:天明4年10月12日/平成30年11月24日
【記事まとめ】『齶田濃刈寢(あきたのかりね)』――菅江真澄31歳・秋田の旅
初めて秋田の地を踏んだ菅江真澄と歩く、234年後のリアルタイム追想行脚
『菅江真澄と歩く 二百年後の勝地臨毫 出羽国雄勝郡』
江戸時代後期の紀行家・菅江真澄の描いた絵を辿り、秋田の県南を旅した紀行文
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【菅江真澄31歳・秋田の旅】『齶田濃刈寢』天明4年10月11日/平成30年11月23日
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