画質:7
音質:8
(評価の詳細についてはこの記事を参照)

映像:AVC
音声:DTS-HD Master Audio 5.1ch


○画質
 時折HDらしい解像感が見られることもあるが、基本的に雑な画が続く。とはいえモキュメンタリー風味の作品なので、画的にはそうなるべくしてなったという印象。『●REC』や『クローバーフィールド』と同系統の画である。
 解像感も情報量も昨今の超高画質インフレの中ではまるでパッとしない一方、圧縮やそもそもの解像度不足に伴うノイズや諸問題があるわけではないので、安心して見ていられることも事実。

○見どころ
 どう見てもAKIRA


○音質
 終始淡々と進行し、音の面でオッと唸るような場面はあまりない。
 超能力が様々な形で炸裂するシーンにおいても、威力だけなら立派だが空間構築の妙味はたいして感じられず、全体的に大味である。細かいことは抜きにしてサブウーファーやマルチチャンネル・サラウンドは轟々と咆えるために、ホームシアター的な醍醐味はそれなりに味わえる。

○聴きどころ
 最終決戦


○総評
 画質音質に期待するほどのものではないが、優れた作品をBD化するにあたって求められる水準はクリアしている。



○再生環境(詳細はコチラ

・ソース
Panasonic DMP-UB90

・映像
Victor DLA-X30
KIKUCHI SE-100HDC

・音響(センターレス6.1.4ch)
Pioneer SC-LX59
Nmode X-PM7
Nmode X-PW1 ×3(サラウンドにモノラル×2、サラウンドバックにステレオ×1)
Dynaudio Sapphire(フロント)
Dynaudio Audience122(サラウンド)
Dynaudio Audience52(サラウンドバック)
ECLIPSE TD307MK2A ×4(トップフロント・トップリア)
ECLIPSE TD316SWMK2



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