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fidata HFAS1 導入編

 2014年の音展でプロトタイプを目にして以来、色々な意味で登場を心待ちにしていたサーバー。
 真にオーディオ機器と呼び得るサーバー機器が増えるのは実に喜ばしいことだ。

 「fidata」というブランドネームを引っ提げて登場した、アイ・オー・データの純然たるオーディオサーバー。
 試用する機会に恵まれたので、アレコレと探ってみた。

 しかして、その実態は。



 開梱。
 二重の立派な箱。
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 立派な電源ケーブルと説明書の類。
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 中身。和風チックなパッケージング。
 正直言って少々感動した。
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 正面。
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 ディスプレイを廃したシンプル&ソリッドなデザイン。
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 パネルの接合部。精度感高し。
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 天板。和紙的な風合いのアレ。
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 背面。
 背面パネルまで含めて剛性が高いのは素晴らしい。
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 LANポートは二つ、1が「for Audio」、2が「for Network」になっている。
 サーバーとプレーヤーの直接接続が可能。
20160103fidata10

 恒例のひっくり返し。重さもずっしり。
 インシュレーターは三点支持にも変えられる。
20160103fidata11

 インシュレーター。
 少々ゴムが厚いのが気になるが、アルミ削り出しの気合いが入った仕上がり。
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 ラックに入れてみるの図。
 側面のパネルは光沢感を残したヘアライン仕上げとなっている。
20160103fidata13



 モノとしての作り込みは素晴らしいの一言。
 40万円弱のオーディオ機器を名乗って恥ずかしくない作り込みがなされている。
 サーバーという土俵で比べるのなら、シンプルかつ問答無用に分厚いアルミを纏ったDELA(もちろんN1Zのことね)と比べると、fidataは構造へのこだわりを強く感じる。これはどちらが良いとか悪いではなく、設計思想や個性の領域だ。

 ただ、サーバーはもちろんプレーヤーにもディスプレイなんか要らんと思っているネットワークオーディオ原理主義者からすれば、ディスプレイを搭載しなかったことに賛辞を送りたい。
 「あえて付ける」、「あえて付けない」、どちらにも理由があり、それぞれ利点と難点があることを重々承知したうえで、やはり、私は「ないに越したことはない」と思うのである。


 「真にオーディオ機器と呼び得るサーバー」の条件の内、ある意味最も厳しい「モノとしての魅力」は満点である。



【レビュー】fidata HFAS1

【音源管理の精髄】 目次 【ネットワークオーディオTips】


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