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【BDレビュー】第288回『アメリカン・スナイパー』 【Dolby Atmos】

公開日: : 最終更新日:2016/09/24 BD・ホームシアター関連, オーディオ・ビジュアル全般

BDアメリカンスナイパー

画質:9
音質:12


映像:AVC
音声:Dolby Atmos


○画質
 最近のインフレ気味の画質水準からすれば、ぎょっとするほどの高画質ではない。
 画質的に最高潮のシーンは素晴らしいものの近年の最高レベルには届いておらず、明らかに情報が落ちるシーンも散見される。もっとも、総じて戦場においては情報量も含めて画面に力がみなぎり、帰国後のアメリカにおいてはいまいちパッとしないので、主人公の精神状況を画でも表したということなのかもしれない。
 とりあえず、画質に不満を覚えるようなことはない。戦争映画にありがちなノイジーに転ばず、闇夜も透明で美しい。

○見どころ
 イラクの太陽
 市街戦


○音質
 超貴重なDolby Atmos収録。が、私の環境では相変わらず再生できないため、ドルビーTRUEHD 7.1chでの評価になる。ご容赦願いたい。
 冒頭のシーンから本作の音響の非凡さはこれでもかというほど味わうことができる。
 劇伴に加えて効果音へのこだわりが尋常ではなく、それらが生み出す緊張感は尋常ではない。興奮で汗をかくというよりは緊張で汗をかく類の作品だ。
 銃声もそのひとつひとつが極めて高品質。重く、激しく、そして乾いている。その一方で映画的な派手さや誇張はあまり感じられない。そのためか、クライマックスの市街地戦では戦闘規模の割に、音の炸裂はどこか抑制が効いているようにも感じた。
 本作はDolby Atmos収録ということもあってか、作中「あーここで縦方向の音かーなるほど」と感じられるシーンが何度かあった。特にヘリコプター。露骨に頭上をかすめて飛んでいく。

【追記】
 Pioneer SC-LX59とECLIPSE TD307MK2Aの導入に伴いDolby Atmosで聴いた。
 参照:Dolby Atmosのソフトを片っ端から聴く

○聴きどころ
 すべて


○総評
 大味派手路線ではない緻密な音響で、なおかつDolby Atmos収録という貴重なソフト。
 わたしがDolby Atmosの環境を導入するとすれば、おそらくトランスフォーマーやエクスペンダブルズではなく、真っ先にこのソフトで効果のほどを試したいと思う。



○再生環境(詳細はコチラ

・ソース
Panasonic DMP-UB90

・映像
Victor DLA-X30
KIKUCHI SE-100HDC

・音響(センターレス6.1.4ch)
Pioneer SC-LX59
Nmode X-PM7
Nmode X-PW1 ×3(サラウンドにモノラル×2、サラウンドバックにステレオ×1)
Dynaudio Sapphire(フロント)
Dynaudio Audience122(サラウンド)
Dynaudio Audience52(サラウンドバック)
ECLIPSE TD307MK2A ×4(トップフロント・トップリア)
ECLIPSE TD316SWMK2



【Dolby Atmos/DTS:X】オブジェクトベースシアターへの道・まとめ

【BDレビュー】総まとめ

【UHD BDレビュー】総まとめ

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