これはえろい!!!!!!!!!!!!!!!


画質:13 音質:11


映像はAVCでビットレートは基本的に30台で安定。
音声はリニアPCM。ドルビーTRUEHDも収録。

画質について。
まさに“薫り立つ”画。
目に見えないけれど確かに存在している“薫り”というものを“感じさせる”に足る芳醇にして苛烈な画作り。
エログロ満載。
血とはらわた。
色々丸見え。
異常なほどはっきり見えるので苦手な人はやばいかも。
終始柔らかいコントラストの映像が支配的で、漆黒が登場することはあまり無い。とはいえ、バイオ3やサンシャイン同様、その“薄暗さ”の中に“存在”を湛えていることがはっきりと認識できるレベルにトータルの画作りとしては到達しているので、漆黒の不在は大して気にはならない。
あーだこーだ抜かす前に、画作りをして「この映画はかくあるべき!」と思わせるだけの圧倒的な力強さと説得力がある。そしてこれこそ、画質評価で11以上を出す決定的な要素となる。
ちなみに、面白いことに画作りの方向性としてはこないだ取り上げたサンシャイン2057と結構似てたりする。

音質について。
「香りというものを、原作の小説は言葉で、そして私たちは映像、脚本、音楽を使って伝える」
こんな風に製作者は言います。
ええ、伝わりますよ。
あの麗しい官能が。
彼が追い求めた生命の横溢が。







この視聴記もついに第49回を迎えました。
四苦八苦しつつも長いこと続いてきました。
第50回は2週間後に。



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