3月はBDソフトを8枚カッとなってカッた。後悔はしていない。

一年以上の時を経てリリースされたアンダーワールドの一作目。二作目が割りとストレートなモンスターアクション映画なのに対して、一作目は結構様式美色の濃い吸血鬼映画然とした趣。

最初期に発売されたソフトとして最高の画質を実現した二作目に対して一作目はどのような画と音を見せるのか?


画質:11 音質:11


映像はAVCで30台後半で安定。
音声はリニアPCM収録。

画質について。
先行してリリースされた二作目の時点で十二分に高画質でしたが、一作目はそれのさらに上を行きます。フィルムグレインがまるで介在しない二作目とは異なり、繊細なグレインを細部に宿して映画的質感を増しつつ、透明感、暗部の階調、全体の情報量などなど、あらゆる面で上質になっています。
文句なしで“超高画質”ソフトの仲間入りです。
ちなみに、画質音質の10段階評価ってのはつまるところあたしの満足度と取ってもらってかまいません。評点10で100%満足ってことです。5なら50%。11以上は望外の喜悦を得られる次元と考えてください。
それにしても、映画ってほんとそれぞれに画の“雰囲気”ってものがあるんですね。
あたしゃBDになってから初めてそのことを実感しましたよ。
ソフトの力というものは凄まじいものがあります。
何十万何百万とDVDに投資する前にBDに惚れ込んだあたしはほんと幸せモンです。
BDプレーヤーの画質差をあーだこーだと現時点では不毛な議論する暇があったら、BDとDVDの間に深く横たわる圧倒的画質差に酔うほうがよっぽど有意義だと思いますがね。

音質について。
こちらも従来の音質の壁を容易く打ち破るだけの力があります。普段どおりの音量で聴くと生活が崩壊するレベルのダイナミックレンジを誇るソフトです。
二作目では銃声の威力に少々不満が残りましたが、こちらは全くもって問題ありません。問題ないどころか、上記のような問題さえ生んでしまう威力です。
ウチのシステムもまだまだいけます。
ウチのシステムの限界はまだまだ先のようです。
DVDの音のしょぼさに失望していた頃とは比べ物にならない進化です。





おまけ

ついに、過去に将来を見越して買ったソフトラックが定員オーバー。
正確には、BDに押されてDVDが溢れ出しました。



BDレビュー総まとめ