ようやくiPadに対応したので早速検証してみる。

Denon Remote AppはMarantz Remote Appと基本的に同じものである。両者の違いとは、単なるテクスチャの違いでしかない。黒-青系デザインのデノンと、白-金系デザインのマランツといった具合に。
ちなみにMarantz Remote App(iPhone/iPod Touch版)の検証記事はコチラ


起動画面。iPad対応。
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ついでにマランツのも。
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あらかじめ言っておくと、インターフェースに関して、iPhone/iPod Touch版からの変化は何もないに等しい。意図の見えないインターフェースも、錯綜した階層構造もそのまんま。
精々横画面でアルバムアートまわりの表示がすっきりしたくらいか。

そして何も変わっていないということは、一年半近く前に指摘したこのアプリにおける致命的な弱点である、「そもそも今再生しているプレイリストがどんなものか確認する術がない」――「実質的にプレイリストを使った再生管理ができない」という問題が放置されたままになっているということ。
BDプレーヤーやAVアンプのリモコンとしてならさておき、ネットワークオーディオのコントロールアプリとしては、相変わらず使い物にならない。


以下、スクリーンショット。


サーバー選択画面。TwonkyServerをなかなか見つけてくれないの図。
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音源ブラウズの様子。
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再生中の音源。
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ついでに縦画面も。
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ちなみにアルバムアートの表示領域は実測1000×1000ピクセル。
リサイズはあるが画質は良好。



余談だが、このブログで一番読まれているのはまとめ類を除けばMarantz Remote Appの紹介/検証記事だったりする。PlugPlayerやらKinskyやら、他のコントロールアプリに比べても明らかに閲覧数が多い。
それだけ注目されているんだから、もっといいアプリを作ってほしい。
この手の領域にあまり詳しくないユーザーほど、メーカー純正アプリしか使わないだろうし、その結果として「ネットワークオーディオは便利とか言ってるけどちっとも使いやすくないじゃないか」なんて感想を持たれた日には目も当てられない。



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