鴉とは何だったのか……
モノノ怪に出てくる素敵謎漢字の初出は鴉なんだよ! 鴉も愛して!


画質:無評価 音質:8


映像はAVC、音声はリニアPCMステレオ

画質について。
BDに収録されてる映像信号が1080iだったとしても、おおもとの映像をSDで作ってたんじゃ意味無いよね……
2006~7年の作品なのにSD制作だったとは残念無念。
そしてオープニングのエンコードの手抜きっぷり。文字周りにこれだけノイズが浮いているというのは初めて見た。BDなのに。マッハバンドも出るわ出るわでほんとだらしねえな。
しかし、本編は露骨かつ強烈な『和紙フィルター』によってもはや解像感だとか鮮鋭感だとか、そんなものとはまるっきり無縁の映像となっているため、SD制作残念無念と言いつつもあまり気にならないというのも事実である。和紙フィルターを通した向こうに残るジャギーも、和紙のほつれだと思い込めば案外気にならなくなる。もうこれでいいや!
よって、28日後……と同様、点数的には無評価。
スペック的には間違いなくどうしようもないが、作品性を考えればこうあらざるを得ないという。
高画質かと聞かれれば糞画質と答えるが、買う価値が無いわけではない。
見どころ:
顔芸
和紙フィルターの向こうで蠢く魍魎なテクスチャ

音質について。
悲鳴で幕を開ける作品にして、とにもかくにも声優の皆々様の神演技を堪能できる音響となっている。これに尽きる。
ステレオ音響として左右チャンネルを闊達に生かしているとは言えないが、おおむねメリハリの利いた音響であり、BGMも効果音もぴしりと決まる。
ちなみに音響的なハイライトは破邪の剣ではなくおふだである。
AVアンプ側でサラウンドに拡張してみると案外ハマる音響のように思う。
聴きどころ:
悲鳴
おふだ



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