*

【BDレビュー】第299回『007 スカイフォール』

公開日: : 最終更新日:2015/12/27 BD・ホームシアター関連, オーディオ・ビジュアル全般

BDスカイフォール


画質:15
音質:15


映像:AVC
音声:DTS-HD Master Audio 5.1ch


○画質
 カジノロワイアルのエレガントさと、慰めの報酬の解像感を両立し、しとやかなグレインをまぶしつつ透明感に溢れた、BDの完成形と言って差し支えない画。
 カジノロワイアル、慰めの報酬、そしてスカイフォール。撮影機材の進化とBDの画質の進化を目の当たりにするかのようだ。慰めの報酬のゴリゴリ志向とは異なり本作は透明感志向なので、万人にとって馴染のいい高画質となっている。
 潤沢極まる情報量が支えるクローズアップ時の迫真の表情、澄み渡る闇と夜景の輝き、スコットランドの静謐な空気感など、あらゆるシーンで目を奪われる。
 
○見どころ
 すべて


○音質
 素晴らしい映像にまったく引けを取らない素晴らしい音。
 力強さと繊細さの同居するダイアローグ、ストレスなく朗々と鳴る劇伴、鮮烈かつ強靭な銃声、MI6もボンドの実家も大爆発。おおよそアクション映画に必要とされるすべての要素を極めて高い次元で実現しており、マルチチャンネルの活用も終始絶頂を維持する。
 アデルによるオープニング「スカイフォール」も、「サラウンドで聴く音楽」の精華と言えるものだ。
 ただひたすら満足である。 

○聴きどころ
 オープニング
 シルバの脱走→Mによる詩の引用→ボンド到着の一連のシーン
 本気で殺しにいくホームアローン


○総評
 カジノロワイアルはSPEが圧縮コーデックに初めてAVCを採用した作品であり、その後のBDの画質の進化を決定付けた記念碑的作品でもある。その後慰めの報酬、そしてスカイフォールと、ダニエル・クレイグ主演の007はBDの進化をまざまざと見せ付けてくれた。アメイジングが二本ともそこまでではない蜘蛛男とは大違いである。
 スペクターが楽しみだ。



○再生環境(詳細はコチラ

・ソース
OPPO BDP-103

・映像
Victor DLA-X30
KIKUCHI SE-100HDC

・音響(センターレス6.0ch)
Pioneer SC-LX85
Nmode X-PM7
Nmode X-PW1 ×3(サラウンドにモノラル×2、サラウンドバックにステレオ×1)
Dynaudio Sapphire
Dynaudio Audience122
Dynaudio Audience52



【BDレビュー】第3回『007 カジノ・ロワイアル』

【BDレビュー】第129回『007 慰めの報酬』

【BDレビュー】総まとめ

スポンサーリンク


関連記事

【ネットワークオーディオTips・実践編】foobar2000を使って手っ取り早くDSD256対応のネットワークオーディオ環境を作る

 安くて早くて多機能で夢が広がるfoobar2000を例に、実践編のまとめとして。  ネットワーク

記事を読む

【BDレビュー】第336回『クロニクル』

画質:7 音質:8 (評価の詳細についてはこの記事を参照) 映像:AVC 音声:DTS-

記事を読む

リファレンスBD10選・画質編

 オーディオ・ビジュアルの領域において、ハードの画質音質を評価するためにはソフトが必要になり、ソフト

記事を読む

【BDレビュー】第330回『ブレイド / ブレイド2 / ブレイド3』

 なんだかんだ言って楽しく見ていたシリーズ。 画質:8 音質:9 (評価の詳細につ

記事を読む

【Dolby Atmos/DTS:X】オブジェクトベースオーディオとトップスピーカー

 Dolby AtmosにDTS:X、あと一応Auro-3D。  これらオブジェクトベースの新

記事を読む

no image

【BDレビュー】 第70回『時をかける少女』

画質:15 音質:8 映像はAVCで30台後半中心の超ハイビットレート。 音声はドルビーTR

記事を読む

ふと気付けば、いい時代になっていた

 何がって、ネットワークオーディオを取り巻く状況が。  一年半前、「ただ座して待っているつ

記事を読む

【BDレビュー】第261回『300: Rise of an Empire / 帝国の進撃』 北米盤

画質:9 音質:9 映像:AVC 音声:DTS-HD Master Audio

記事を読む

no image

【BDレビュー】 第113回『ゴーストライダー』

画質:12 音質:13 映像はAVC、SPEらしい手慣れたエンコード。 音声はリニアPC

記事を読む

EPSON EH-LS10000の機能やら設定やら何やら

EPSON EH-LS10000を見てきた EPSON EH-LS10000がやってきた

記事を読む

スポンサーリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサーリンク

【おしらせ】OTOTEN 2017に参加します

 久々だと思っていたら三週続けてのイベント参加です。 O

【おしらせ】春のヘッドホン祭2017 / 第2回北陸オーディオショウの「デジ研」に参加します

 久々のイベント参加になります。 春のヘッドホン祭201

【レビュー】Nmode X-DP10 音質編

外観編 設定(主にJPLAY)・運用編 ・再生環境

Roon 1.3 (Build 216)、PCM 768kHz・DSD512

Roon 1.3 (Build 216) Is Live! - Roo

【レビュー】Nmode X-DP10 設定(主にJPLAY)・運用編

Nmode X-DP10 外観編  ドライバをインストールし

【レビュー】Nmode X-DP10 外観編

Nmode X-DP10 続・Nmode- X-DP10

【祝】『マインド・ゲーム』BD化!

『マインド・ゲーム』Blu-rayプロジェクト - STUDIO4℃F

【菅江真澄紀行文】試作品が出来上がりました

クラウドファンディングサービス「FAN AKITA」でプロジェクトを実

【BDレビュー】第342回『マックス・ペイン』

画質:9 音質:12 (評価の詳細についてはこの記事を参照)

Asset UPnP Release 6

サーバーソフトの紹介 『Asset UPnP』 Asset UP

続・Nmode X-DP10

新製品発売のお知らせ - Nmodeの部屋 発売日は2017年4

LUMIN A1、導入3周年 終わらない進化とMQA対応

 LUMIN Appはバージョン3から相変わらず最強だし、  iPh

【UHD BDレビュー】第18回『シン・ゴジラ』

【考察】シン・ゴジラとヤマタノオロチ、そして現代のスサノオ神話

PS3の出荷(近日)完了に寄せて

PS3本体の出荷が近日終了 - GameSpark  私のP

【Roon Ready】CHORD Poly

 CHORD Mojoに接続して使う、Roon Readyの「ポータブ

【UHD BDレビュー】第17回『オペラ座の怪人』

『オペラ座の怪人』のUHD BD 画質:9 (画質は

LUMIN is NOW Roon Ready! そしてMQAとSpotifyにも対応予定

LUMIN STREAMING SERVICES  ほんとに

【レビューまとめ】fidata HFAS1-XS20 ― 専用機であるということ

外観編 音質・サーバー編 音質・ミュージックサーバー編

【レビュー】fidata HFAS1-XS20 × OPPO Sonica DAC 音質・ミュージックサーバー編

外観編 音質・サーバー編 fidataのCDトランスポート

【Roon Ready】dCSのNetwork Bridge

dCS、RoonReady対応のネットワークトランスポート「Netwo

→もっと見る

PAGE TOP ↑