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【BDレビュー】 第12回『スパイダーマン』

公開日: : 最終更新日:2013/12/15 BD・ホームシアター関連, オーディオ・ビジュアル全般

怪奇蜘蛛男
   VS.
恐怖翠悪鬼


ホントは17日発売のはずが16日に届いたのでフライングレビューと洒落込む……はずが、急な外出のために結局間に合わなかった……日付け変わっちまった\(^o^)/

気を取り直して、はてさて、近年のメガヒットトリロジーは果たしてBDの起爆剤になるのでしょうか?


画質:9+ 音質:9


映像はAVCでビットレートは千変万化。
音声はドルビーTRUEHDでビットレートは2.0Mbps前後。

画質について。
とりあえず、“今まで見たことの無い”画作りでした。
カラーコレクトというほどカラーコレクトされているわけではない、だけど力強い、それでいて不自然ではない発色。輪郭強調というほど輪郭強調されていない、だけどくっきりはっきりと役者が背景から浮かび上がる。“つるつる”というほどでも“ざらざら”というわけでもなく、フィルムグレインをしっかり乗せながらも全体としてはクリアな映像。色んな要素が相まって、今までに見たことの無い不思議な立体感のある画作りでした。ちょっと巧い言葉が見つからんです。強いて言うなら“しっとり”でしょうか。
2002年製作の映画であって、流石に最近の映画の超高画質ソフト(007とか海賊とか)比べれば総合的な画質では劣ります。場面場面によって画質のばらつきもそれなりにあるようです。しかし、それが9+なんぞという中途半端な点数をつけた理由でもあります。場面によっては、本当の意味で“今まで見たことの無い”超絶的な高画質が拝めることがあります。それこそ、透明な窓からその世界を覗き込んだかのような圧倒的な実在感があります。そんな超絶画質の場面が終始続けばそれこそ海賊2ですら裸足で逃げ出すような評価になったでしょうが、前述の通りばらつきがあるのでそうもいきません。+部分はそんな超絶画質に対する評価です。
それにしても、うちに液晶じゃまたしても盛大に黒潰れがおきます。闇夜を征くスパイダーマン\(^o^)/オワタ

音質について。
ドルビーTRUEHDでの収録になります。
ソニーピクチャーズが日本で発売されているソフトとしては初めてドルビーTRUEHDを採用したソフトではないでしょうか。AV評論家の皆様はそのことで大いに沸いているようですが、私にしてみりゃリニアPCMの方がよっぽどいいです。実際、蜘蛛男のドルビーTRUEHDも音質評価10をつけるには及びません。やはりリニアPCMとの間には越えられない壁があるように思います。
あと、ちょっと意外にも音響はそれほど派手ではありません。傾向としては300に近いように思いました。BGMをしっかり鳴らすということが念頭に置かれている感じです。派手ではないといっても地味というわけでもなく、激しいアクションシーンではしっかりと血沸き肉踊る音の津波を味わうことが出来ます。なんというか、派手というより茶目っ気のある音響なんですよね。

画質音質と見てきて、2002年製作の映画にして最高クラスのクオリティを誇ります。一作目でこれですから、予算も増え、技術も進歩した二作目三作目が一体どれほどのものになっているのか非常に期待できます。
ちなみに蜘蛛男三部作のBDはBOX仕様で完全限定生産、単品版の発売もいつになるか分からない原状ですので買うなら今のうちです。



BDレビュー総まとめ

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