画質:7 音質:9
映像はAVC、音声はドルビーTRUEHDの24bit
画質について。
戦国時代の冬の農村、野山、寒空、いやはやなんとも地味な素材ばかりを選んだもんだと関心はするが、画質的には目を引くような部分は無し。全体的に彩度は控えめの上に控えめで、基本的に一切原色が登場しない。血でさえ赤が控えめである。
圧縮に関する技術面ではかなり手を抜いたようで、頻繁にマッハバンドが顔を出す。時折作画素材の解像度不足も見られる。
色々と力が抜けているが、デジタルアニメゆえの解像感の高さだけは健在。細部にあーだこーだ口を出さなければそれなりに見れる。
見どころ:
ゆたぽん
音質について。
序盤に出てくる鞭のような素敵武器を筆頭にして、刀や槍も弧を描くような動きをすると音も後ろ側でよく走る。サラウンドとは名ばかりのアニメが多い中、非常にがんばって作られているという印象を受ける。
音楽も盛り上がるべきところでよく盛り上がる。
剣劇に対して音楽の音量がかなり大きめなので、もう少し効果音の比重を高めてもよかったかもしれない。全体的に軽い。
聴きどころ:
オープニング
BDレビュー総まとめ
【BDレビュー】 第187回『無皇刃譚』
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