【ネットワークオーディオで実現する快適な音楽鑑賞空間の構築】全国横断実践セミナー

 11月14日にオーディオユニオン・御茶の水ハイエンド館でセミナーを行いました。

20151119

 約半年に渡って続いた本セミナーもいよいよ最後の回となりましたが、やはりテーマは、体験と実践です。

 話す内容そのものは変わりませんが、それでも回を重ねるにつれて、伝え方については私自身だいぶ洗練させることができたと思っています。

 ネットワークオーディオのシステムは『サーバー』・『プレーヤー』・『コントロール』の三要素から成っていること。ネットワークオーディオの本質は『コントロール』だということ。PCオーディオやらネットワークオーディオやら言う前に、両者の根幹には『デジタルファイル音源』が存在すること。
 まず「自分にとって使いやすいライブラリとはどのようなものか」を考えて「音源管理における自分ルール」を作り、それに基づいてライブラリを構築していくこと。CDのリッピングでも音源のダウンロードでも、「音源に自分の意思を反映させる」点では同じだということ。
 まさに自分の意思を反映させながらCDをリッピングし、出来上がった音源をサーバーに保存し、コントロールアプリから自らの音源を探し、見つけ、プレイリストに送り、プレーヤーで再生して音楽を聴く。

 音源の管理運用、システムの構築、実際の音楽再生に到る全体の流れを実践し、体験していただきました。
 サーバーの側で担当する「ナビゲーションツリー」といった発展的な話は今回のセミナーだけでは咀嚼が難しかったかもしれませんが、ネットワークオーディオ実践の中で必ず理解されていきます。
 まずやってみるという気持ちを起こせたら、そして実践の最中でぶつかる諸々の問題を解決する糸口になったとしたら幸いです。

 セミナーに参加された皆様、オーディオユニオンのスタッフの皆様、ありがとうございました。