私の中でディズニーと言えば、眠れる森の美女とロビンフッドとアラジンだった。
向こうじゃとっくに出ているわけだし、日本でもロビンフッドをはやく。
画質:15
音質:15
映像:AVC
音声:DTS-HD Master Audio 7.1ch
○画質
砂漠の砂の一粒からランプの煌めきに到るまで、なにもかもが素晴らしすぎる。
VHSで散々目にし、記憶の中で純化された映像体験を完全に凌駕している。
完璧な映像美とはまさしくこのようなものを言うのだろう。
相変わらずディズニーの仕事には感服せざるを得ない。
○見どころ
すべて
○音質
音の魅力も群を抜いている。
ディズニー作品における音は得てして映像の引き立て役に徹し、たとえミュージカルシーンであってもそれ自体で物語を引っ張るような存在感を発揮しない場合が多い。しかし、本作の音は違う。効果音の存在感、サラウンドを活用した包囲感などはまったく古さを感じさせず、むしろアナと雪の女王のような極め付きのハイレベルにある。威力不足ということもまったくない。
お家芸であるミュージカルシーンの充実ぶりも圧巻。音圧・音数・音響・音質すべてが申し分ない。特にジーニーが出てきた途端、音もまた箍が外れたような盛り上がりを迎える。
とにかく聴いているだけで楽しく、映像との相乗効果を大いに発揮し、心躍らせる素晴らしい音だ。
○聴きどころ
洞窟からの脱出
あらゆるミュージカルシーン
○総評
買って損なし、ディズニー作品のBD。
ディズニー作品がいつもいつも極め付きの高品質なのは、やはり製作側に愛があればこそ。
○再生環境(詳細はコチラ)
・ソース
OPPO BDP-103
・映像
Victor DLA-X30
KIKUCHI SE-100HDC
・音響(センターレス6.0ch)
Pioneer SC-LX85
Nmode X-PM7
Nmode X-PW1 ×3(サラウンドにモノラル×2、サラウンドバックにステレオ×1)
Dynaudio Sapphire
Dynaudio Audience122
Dynaudio Audience52
【BDレビュー】総まとめ
【BDレビュー】第295回『アラジン』
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