*

【BDレビュー】第261回『300: Rise of an Empire / 帝国の進撃』 北米盤

BD300

画質:9
音質:9


映像:AVC
音声:DTS-HD Master Audio 7.1ch 24bit


○画質
 撮影したカメラの画質も大いに上がっているのだろう、情報量は明らかに増している。闇は深く力強く、戦場の煌めきは鋭く眩い。みなぎる情報量と、それをベースにした自然な解像感は最新映画ならではと言える。
 素で情報量が増えたことで、“味”としての粒状感を付加する必要がなくなったということだろうか、ゴリゴリの粒状感を利かせまくった前作からS/N基調へと画作りがガラリと変わっている。
 ただし、画質の基礎体力が上がったぶん、全編通じての完成度のムラが目立つようになった。また盛大な粒状感も消えた結果、前作からすれば随分と“普通の”画になり、見る者を圧倒するパワーは失われてしまった。

○見どころ
 クセルクセスの纏う金ぴか
 髭面
 

○音質
 前作の5.1chからチャンネル数も増え、音圧も包囲感も確実に増している。
 しかし、音響効果における創意工夫はあまり感じられない。とにかくやかましく音を鳴らしているだけという印象を受けた。
 ところどころ、映像で描かれる事象に対してあまりにも音が不釣合いといったシーンも見受けられる。
 何より残念なのは、戦士たちの雄たけびがまったく心に響かないことだ。これがスパルタ人ととアテナイ人の差か。

○聴きどころ
 冒頭・マラトンの戦い


○総評
 血のアニメーションしょぼすぎる。リアル路線を捨てて演出に走るとしても、もっとマシなアニメーションを作れなかったのか。
 300の続編としてはイマイチすぎた。アクションまでCGに頼りきりになってしまったのはいただけない。これはもう続編でプラタイアの戦いまでやってもらわないと消化不良で死んでも死に切れん。
 あとアテナイ人が普通にスパルタ人並に強く見えるのはいかがなものか。


○再生環境(詳細はコチラ

・ソース
OPPO BDP-103

・映像
Victor DLA-X30
KIKUCHI SE-100HDC

・音響
Pioneer SC-LX85
Nmode X-PW10
Dynaudio Sapphire
Dynaudio Focus200C
Dynaudio Audience122
Dynaudio Audience52



【BDレビュー】総まとめ

スポンサーリンク


関連記事

【ハイレゾ音源備忘録】fox capture plan / UNDERGROUND

・アーティスト / アルバムタイトル fox capture plan / UNDER

記事を読む

画質が迫力を凌駕する瞬間

画質を取るか、迫力を取るか  ≒テレビか、プロジェクターか。  4K/HDRをあっという間に

記事を読む

no image

【BDレビュー】 第207回『ザ・ライト -エクソシストの真実-』

画質:9 音質:8 映像はAVC、音声はDTS-HDMAの24bit 画質について。

記事を読む

【ハイレゾ音源備忘録】 Billy Joel / Piano Man

・アーティスト / アルバムタイトル Billy Joel / Piano Man ・購入元

記事を読む

【ネットワークオーディオTips・実践編】 『コントロール』する

 「ここにさえ来ればネットワークオーディオがまとめてわかる!」を目指し、ひたすら書いてきた【音源管理

記事を読む

【TIAS2015】国産ネットワークオーディオプレーヤー、おめでとう!

ヤマハの次世代スピーカー「NS-5000」が披露。ESOTERICはネットワークプレーヤー「N-05

記事を読む

【オブジェクトベースシアターへの道】Dolby AtmosでもDTS:Xでもどっちでもいいから

 もっとソフト!  ソフト出して!  怒りのデスロードがDolby Atmos収録でテンショ

記事を読む

【Audio】 システムまとめ 【Visual】

【システム全景】(2016/03/25) オーディオとホームシアターの両立を目指して

記事を読む

no image

【BDレビュー】 第141回『グラン・トリノ』

浄化、カタルシス 画質:10 音質:10 映像はVC-1、音声はドルビーTRUE

記事を読む

【Roon & RoonReady】sMS-1000SQ Windows Edition & sMS-200 【Munich HIGH END 2016】

<HIGH END>SOtM、世界に先駆けたRoonServer「sMS-1000SQ Window

記事を読む

スポンサーリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサーリンク

【イベント情報】7/1(土)にオリオスペックでファイル再生のセミナーを行います

 オーディオ用PC等でいつもお世話になっている秋葉原のPCショップ・オ

iPad Pro(2017) 12.9インチを導入した

ネットワークオーディオの本質 - 言の葉の穴  『コントロール』

【レビュー】JS PC Audio HFS1000

HFS1000 - JS PC Audio 【レビュー】JS P

【レビュー】Aurender N100H

【レビュー】Aurender N10 外観・導入編 【レビュー】Au

【レビュー】Aurender N10 音質編

外観・導入編 運用編  Aurender Co

6/10と6/11は第50回「小町まつり」です

君は小野小町の生まれ在所を知っているか 秋田県湯沢市雄勝

iOS11と共にiPhone/iTunesがFLACに対応する……?

iOS11、無劣化圧縮のハイレゾ音源形式FLACに対応! - iPho

HDtracksによるMQAを用いたストリーミングサービス「HDmusicStream」

 TIDAL Mastersの開始を受けて、NetAudio Vol.

iPad Pro(2017)

iPad Pro - Apple  iPad Air2を発売

【地元探訪・神様セカンドライフ編】力水(湯沢市古館山)

神様セカンドライフ 61話「キツネの流儀」 - ヤマノス  

SFORZATO DSP-Dorado

DSP-Dorado - SFORZATO  ベラの次だがベ

【UHD BDレビュー】第19回『LOGAN/ローガン』 北米盤 【Dolby Atmos】

 まごうことなき大傑作。  みんな映画館に行こう! 画

【レビュー】Aurender N10 運用編

外観・導入編  前回の続き。  ……ところで、なんかア

【レビュー】Aurender N10 外観・導入編

 「ミュージックサーバー」を手掛けるブランドとして世界に名高いAure

【Munich HIGH END 2017】記事まとめ

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【レビュー】SOULNOTE D-1 音質編

外観・運用編 ・再生環境(詳細) canarino

【Munich HIGH END 2017】SFORZATO / fidata in Munich

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【Munich HIGH END 2017】Cocktail Audio CA-X50 【Roon Ready】

  Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら

【Munich HIGH END 2017】constellation audio LEO 【Roon Ready】

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

【Munich HIGH END 2017】Roon Labs自身による“Nucleus” Roon Server

 Munich HIGH END 2017で気になった製品やら何やら。

→もっと見る

PAGE TOP ↑