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【音源管理の精髄】 OPPO BDP-103をネットワークオーディオプレーヤーとして使ってみる 【ネットワークオーディオTips】

公開日: : 最終更新日:2014/01/03 PC・ネットワークオーディオ関連, オーディオ・ビジュアル全般

 某氏からのリクエストにより。

 早速始めよう。




 OPPOのBDプレーヤーにはスマホアプリが用意されているが、これは公式も言っているとおり、単なる「リモコンの代替品」であって、ネットワークプレーヤー的な機能は一切備えていない。
 「MediaControl」というもうひとつの純正アプリではネットワークプレーヤーのコントロールもできるようだが、残念ながら私の環境ではエラーが出て繋がりすらしない。
 というわけで、DMRとして使う場合には他の汎用コントロールアプリを使う必要があるが、とりあえず先にプレーヤー本体で一通り再生し、ネットワークプレーヤーとしての使い勝手を確認してみよう。


 やったぜ。
縮小006

 『ネットワーク』から……
縮小007

 NASを選び……
縮小008

 アルバムを選び……
 なお、この段階でアルバムアートは表示されない。
縮小009

 曲を選び……
 この段階でアルバムアートが表示される。一段階遅くないか?
縮小011

 いざ再生。クレイトスさん。
縮小012

 試しに192kHz/24bitの音源も再生してみる。問題なし。
縮小015


 さて、アルバムアートもまぁ出ると言えば出るし、音源の情報もきちんと表示されるのだが、ひとつ大きな問題がある。
 圧倒的にレスポンスが遅いのである。
 NASの音源を表示して選曲する、その一連の流れはスムーズでいい。
 しかし、実際に音源をストリームして再生が始まるまでが異常に長い。さらに、曲のスキップもとにかく長い。長すぎる。
 以下、リモコンのスキップボタンを押してから延々待たされているの図。
縮小014



 少なからず不安を覚えつつも、次にDMRとしての検証を行った。
 そもそもDMRって何だ、という人は……とりあえず、スマホのコントロールアプリを介して操作するモード、的な理解で構わない。

 ChorusDSやLUMIN Appは使えないので、毎度おなじみSongBook Liteを使用する。
 あったあった。
アプリ004

アプリ005

 と、ここまではよかったのだが……

 再生できない!
 挙句の果てにエラー、こんなメッセージ初めて見たぞ。
アプリ006

 仕方がないのでKinskyを使用。
 出た出た。
アプリ007

 再生もできた。
アプリ008


 ……が、本体を直接操作した時よりさらに遅い! 遅すぎる! バッファリングに時間かかりすぎ。
縮小016

 ちなみにDMRとして使うと、OPPOから出力している画面上にはアルバムアートは表示されない仕様のようだ。さらに、タイトルから何から一切音源の情報が表示されない。不具合的な何か?
 まぁコントロールアプリを使っている以上何の問題もないが。
縮小019


 ここで、また致命的な問題が発生した。

 プレイリストが機能しない。
 アプリ009

 次の曲へスキップもできない。
 そもそもプレイリストの次の曲が再生されない。
 ギャップレスがどうとか言う次元ではない。
 ありゃりゃ……

 ネットワークプレーヤーとして非常に多機能であることを売りにしている割には、なんともしまらない結果となってしまった。
 公式では良好なレスポンス云々と言っているが、にわかには信じがたい。
 音楽再生は期待外れと言わざるを得ないが、動画再生だとまた違った感じかもしれない。



 結論。
 OPPO BDP-103(あるいはBDP-105も)は、ネットワークオーディオプレーヤーとしては、機能自体は備えているが、使い物にならない。
 餅は餅屋。
 以上。


 念のために言っておくと、この記事はあくまで私の環境でネットワークオーディオプレーヤーとして使った場合のものであって、OPPO製品の本懐であるBDプレーヤーとしての価値を損なうものでは決してない。
 むしろ、BDプレーヤー(のプラットフォーム)としては、操作に対するレスポンスといい、ユーザーフレンドリーなインターフェースといい、間違いなく最高の製品であることを付け加えておく。



【音源管理の精髄】 目次

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