みんな知ってのとおり、DELAの中身はみんな大好き(?)TwonkyServerである。
 中身が何なのかイマイチ釈然としないNAS界隈において、バシッと中身を公表しているDELAはそれだけで偉い。

 前回の運用編の最後で音源をぶち込んでやったわけだが、そこでふと気が付いた。


 そういえばTwonkyの設定はどうするんだ……?


 マニュアルにもTwonkyServerに関する言及は無し。
 仕方がないので、経験則に基づいてポチポチやっていたら、入れた。
20141211-11

 本来であれば覗いてはいけない部分な気もするのでこれ以上の詳細は避けるが、とりあえず実際に使うにあたって、何ら支障がない設定になっている。
 「コンテンツフォルダの再スキャン」にあたる操作は本体側で用意されているので、そちらを使えということだろう。
 一応言っておくと、この設定画面から表示言語を「日本語」にすればメニューやらナビゲーションツリーやらも全部日本語化する。借り物なのでいじっていないが、あしからず。


 では、BUFFALOが独自にいじったというTwonkyServerのナビゲーションツリーをPlugPlayerから見てみよう。
 と、その前に、コレがTS-119の中身のTwonkyServer 7.2.7のツリーである。要は素のトンキー。
20141211-19

 で、コレがDELA N1Z。
20141211-18

 DELA N1Zはツリーの表記が英語になっているのでアレだが、増えたり減ったり、ツリーの順番が変わったり、それなりに違いはある。いつぞやの発表会で言っていた通り。

 増えたのはこれら。
・Recently Added
・Album Index
・Format
・Year
・Personal rating
・Track Title Index

 逆に減ったのはこれら。
・アーティスト
・ジャンル/アーティスト/アルバム
・ジャンル/楽曲

 名称変更(統合)はこれら。
・Genre = ジャンル/アルバム
・Aritst = アーティスト/アルバム

 簡単に言えば、ソートの選択肢が増え、楽曲ではなくアルバムがメインになった。最大の違いは「Format」が用意されたことだろうか。ネットワークでのDSD配信が可能であることを売りにしたDELAらしいとも言える。
 一方で、「By Forlder」が一番上に来てしまったのは、悲しい。より厳密には、「By Folder」を一番上に持ってきた理由が、悲しい。


バッファロー、新ブランド「DELA」から80万円前後のオーディオ用NAS「N1Z」 – Phile-web

“ナビゲーションツリー”が使いづらいという要望がユーザーから多く寄せられており、これに応えるために「フォルダ別」などユーザーへのアンケートで利用頻度が高いものをツリーの上に配置。

 あのー、タグは……
 それとも、大多数のユーザーが本当にフォルダベースでしか実現不可能なくらいカリカリに階層構造をチューンしているとでも言うのだろうか……?
 まぁいいや。


 あとは、要するにトンキーである。
 シンプルかつ要点を押さえた使いやすいサーバーである。

 ちなみに、バージョン7以降で再発した感のある、みんなを悩ます例のトンキー病は根絶されている。
 やったね!


 まだまだ続く。



DELA N1Z まとめ

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