画質:7 音質:9
映像はAVC、音声はDTS-HDMA bit数は失念
画質について:
フィルム撮影末期の映画として、画面全体の情報量はなかなかのものがある。表情にクローズアップしたときの凄みも十分感じられる。
が、圧倒的にノイジー。
全体として光量のあるシーンはいいのだが、暗いシーン、特に青が絡む暗いシーン(夜空などが顕著)などはとにかくノイズが出るわ出るわ。BD最初期の手抜きMPEG2圧縮ソフトもかくや、というレベルでノイジーである。目を潰れる範疇ではない。
色彩は悪趣味に片足を突っ込んだ濃厚さと煌びやかさが見ものだが、そのぶんノイズも目立ってしまう。
見所:
ニコール・キッドマン全般
音質について:
アクション映画のようなカメラワークでミュージカルを撮る。結果、音声もサラウンドをフルに生かしてぐるんぐるん回る。音響が抜群に巧みかと言われればそれほどでもない。
ミュージカル映画としては声の質は並であり、特筆するほどではない。
聴き所:
象の館一回目
BDレビュー総まとめ
【BDレビュー】 第182回『ムーラン・ルージュ』
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