日本じゃ全く出る気配が無いね、仕方ないね……
うーん、面白さはさすがにマインドゲームには及ばず!
画質:14 音質:9
映像はAVCでビットレートはストレス無く推移。マトリックスの後に見るとなんとも爽快。
音声はリニアPCMの16bit。
画質について。
発売日:2007/09/25
この時期でこの画質は驚異的……というよりも、間違いなく現時点に至る全てのアニメ作品の中でもトップクラスの画質。勿論マスターの質っていうのもあるんだろうけど。
イノセンス的な圧倒的情報量の作風と、時をかける少女的なあくまで穏やかな絵画的作風、その中間に位置するある意味いいとこどりの作風・画風。
画質的にももちろんいいとこどり。
ぱっと見で情報量を誇示するような画風ではないものの、“一切の障壁を排して画を直接見ている!”という圧倒的な感覚。汚れの類や情報の欠落は皆無。画面に描かれた全てのものが見える以上、必然的に情報量も極大に膨れ上がる。
惜しいことにそれぞれたった一箇所、コンポジットの問題で生じるジャギーとマッハバンドが見られたため15点には届かず。それでも、限りなく究極の地平に達していることは間違いない。
素晴らしい!
マトリックスを見た後だとなおさら美しい!!
音質について。
あくまで雰囲気作りに徹した音響。後半の一部分を除いて、音響効果が主役を張るようなシーンは無し。それでも非常に丁寧に作り込まれた箱庭的音響で、ひとつひとつの音がくっきりはっきり、きちんと意味を持ったものとして主張している。
蒼井優の怪演も余すことなく聴き取れる。
アクションシーンではもっと縦横無尽に音を散りばめてもよかったような。
スタジオ4℃作品はどれもこれもBD化してほしいものばかり。
バンダイビジュアルが噛んでる作品(MEMORIESにスプリガン)はBD化してるけど、マインドゲームとかジーニアスパーティとかもですね……
BDレビュー総まとめ
【BDレビュー】 第96回『鉄コン筋クリート』 北米盤
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