アニメです。
これがイノセンスに到る押井作品群の始まりと言えます。
AKIRAに集った史上最強のアニメーター達がその終了と共に散り、そしてその一部が再び集ってこの作品が作られました。そしてそのメンバーは後のプロダクションIGの母体となります。
旧約聖書に取材した実に知的な作品です。


画質:5 音質:8


映像はAVCでビットレートは30台後半を維持。基本的にバンダイビジュアルのアニメ作品はこんな感じで極めてハイビットレートです。
音声はドルビーTRUEHDでビットレートは3Mbps前後。ピーク時には4Mbpsに乗ります。

画質について。
89年製作の作品ですので、前回の王立宇宙軍同様、やはり絶対的な画質という点ではたかが知れています。マスターの状態が良くないのか、フィルムの傷やら何やらは王立宇宙軍より多めです。
とはいえ、オオッと思わせる場面も多々ある辺り、さすがはアナログ勢作時代末期の傑作なだけあります。

音質について。
こちらはなかなか上質です。
冒頭と終盤の気合の入りまくった戦闘シーンでは素晴らしく澄んだ音響を鳴らします。大作映画のような重厚多層な音ではありませんが、これはこれで良いものです。
基本的に押井作品は高音質ですね、イノセンスしかり。
攻殻の仕様はどーかと思うけど……



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