先んじてSOULNOTE S-3に搭載され、一部の界隈で注目を集めていた接続規格「ゼロリンク/ZERO LINK」

ゼロリンクはSOULNOTEとSFORZATOが共同で策定した「DACをクロックマスターにしてI2S, DSD信号を送るオープンな規格」です。

(略)

余計な仕事をゼロに、仕事量の変動をゼロにできたらどんなによいでしょう。そしてできたのがゼロリンクです。I2S信号はD/Aコンバーターの入力そのものです。なんの解凍も変換も必要なく、そのままアナログに変換できます。DACにとって余計な仕事はゼロです。そしてDACのマスタークロックに同期して送られてくるI2S信号には仕事量の変動が全く存在しません。仕事量の変動もゼロなのです。トランスポートとDACをつなぐ究極のリンク、それがゼロリンクです。
誤解のないよう付け加えておきますが、ネットワークプレーヤーやLAN DACよりゼロリンクが優れていると言っているのではありません。そもそも比較するものでもありません。ネットワークプレーヤー・LAN DACをセパレート構成にして、トランスポートとDAC部をゼロリンクでつなぐことにより、DAC部からは非同期動作する「仕事量変動を伴う余計な仕事」を一掃することができること、それがゼロリンクのメリットであり使う目的です。


 10年の時を越えて、SFORZATOの初号機であるネットワークトランスポート「DST-01」と、当時登場が言及されるも……だったDAC「DSR」のコンセプトが成就。

 OpenHome(各種ストリーミングサービス対応)・Diretta・Roon Ready全部盛りのゼロリンク出力ネットワークトランスポート――ファイル再生10年の進化を取り込んだ新生「DST」の登場に期待。



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