【ハイレゾ音源備忘録】光田康典 / Xenogears Original Soundtrack Revival Disc – the first and the last –


画質:無評価
音質:15(10点+思い出補正5点)
(評価の詳細についてはこの記事を参照)

映像:AVC
音声:リニアPCM 2ch/96kHz/24bit・DTS-HD Master Audio 5.1ch/96kHz/24bit


○画質

 暗部を中心にいたるところで終始ノイズがざわついているが、それはそれ。
 本作においては画質をとやかく言っても仕方があるまい。


○音質

 まず、2chだけでなく5.1ch音声も96kHz/24bitというスペックで収録されていることに拍手。

 この時点でBDの価値はおおいにあった。
 というわけで、視聴はせっかくなので5.1chで行っている。音楽だけを聴くならともかく、映像込みのコンサートBDならば5.1chの方が没入感で勝る。

 各楽器の配置通り左右に展開するステレオイメージをしっかりと出しつつ、サラウンドチャンネルも積極的に活用されて厚い包囲感もある。
 なにより、ライブ音源であることをまったく意識させないレベルで音に鮮度と力強さがあるのが素晴らしい。とはいえ全体の印象が大味になることもなく、楽曲の精緻さとライブならではのエネルギー感のバランスは理想的と言ってもいい。


○聴きどころ

 ゼプツェンの如き重厚感と異様な疾走感がみなぎる「飛翔」~「翼」
 スタジオとまったく遜色ないANÚNAの超絶技巧が炸裂する「最先と最後」
 ジョアンヌがすごく楽しげに歌う「STARS OF TEARS」


○総評

 思い出は決して色褪せない!



○再生環境(詳細はコチラ

・ソース
OPPO UDP-205

・映像
LG OLED55B6P

・音響(センターレス6.1.4ch)
YAMAHA CX-A5200(AVプリ)
SOULNOTE A-2(フロント)
YAMAHA MX-A5200(フロント以外の全チャンネル)
Dynaudio Sapphire(フロント)
Dynaudio Audience122(サラウンド)
Dynaudio Audience52(サラウンドバック)
ECLIPSE TD307MK2A ×4(トップフロント・トップリア)
ECLIPSE TD316SWMK2(サブウーファー)



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