LUMIN Appはバージョン3から相変わらず最強だし、
 iPhone/androidでも使えるようになったし、

 TIDALに対応したし、
 Qobuzに対応したし、
 Roon Readyにもなったし、

 Spotifyに対応予定だし、
 さらにMQAにも対応予定。


 「単体ネットワークオーディオプレーヤー」という本質を堅持し、同ジャンルにおける最高度の性能を維持し続けるだけでなく、ストリーミングの興隆やRoonによる新たなユーザー・エクスペリエンスの登場をも貪欲に取り込んでいく。
 機能面で目まぐるしい進歩/陳腐化が繰り広げられるファイル再生の領域において、フットワークの軽いPCと再生ソフトの組み合わせではなく、今なお単体プレーヤーを使い続けていられているのは、ひとえにLUMINというプレーヤーの資質があってこそだ。

 LUMIN A1自体は登場から既に4年が経つ。トラポやアンプ一体型もいいけれど、そろそろ「次」が出てきたところで、誰も文句は言うまい。
 既に「LUMINというプラットフォーム」は完成している。ネットワークオーディオプレーヤーにおいて真に重要な「快適な音楽再生を実現・保証するプラットフォーム」は出来上がっているのだから、純粋に再生部分のブラッシュアップをすればいい。

 あとは、ユーザーにハードウェアアップグレードが提供されるか否か。
 ファイル再生の領域は本当に誘惑……もとい、魅力的な製品が多い。しかも、目に付くのは基本的にUSB DACばかりである。そんな状況下で、あえて単体プレーヤーを使い続けようとユーザーに思わせるからには、メーカーとして相応の努力が必要になる。この辺の姿勢はLINNを見習ってほしいものだが、どうなることやら。
 私の「次」も、どうなることやら。



 ところで先日、LUMIN Appで素敵なアップデートがあった。



 Roon Ready機能の明示的なオンオフはまぁいいとして……


 重要なのはTIDAL Mastersの表記。
 LUMIN本体のMQA対応と歩調を合わせたものだろう。
 本体側のアップデートはいつになるのだろうか。



 コレが、


 こうなった。





 そうそう、こういうのが欲しかったんだよ!


 参考:RoonのTIDAL Masters




 本当に、LUMINというブランドは、ユーザーが必要としているものを理解している。



LUMIN A1、導入2周年


【レビュー】LUMIN A1

コントロールアプリの検証 『LUMIN App』

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