『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』がMovieNEX仕様で9月にBD化


　スター・ウォーズ/フォースの覚醒しかり、シビル・ウォーしかり、「せっかく4Kでマスター作ってるのに……」と思ってしまう。いずれUHD BDが出てくるであろうことを考えれば、BDを購入する意欲が鈍ってしまうのである。Dolby AtmosもDTS:Xも入ってないし。
　ディズニーはUHD BDをちゃんとやりますよという姿勢をソフトのリリースでもって示してくれれば、買ったところで再生環境があるかどうかは別として、それ以上の安心はない。

　思い起こせば、BDが登場した時はDVDとのあまりの画質差にもはやDVDは買うまいと誓ったくらいだった。
　UHD BDがBDと較べてどうなのかはまだわからない。とはいえ、既にBDで十分すぎるほどの画質が実現されており、近年の作品ならばいざしらず、そうでない作品であればBDを買って満足できないなどということはない。この点でBDはDVDと大きく異なり、救いがある。
　しかし、やはり、既に出せる環境にあるのだから、せっかくソフトを買うのだから、UHD BDが欲しい。

　ディズニーは市場的にも技術的にもUHD BDを慎重に見極めている最中なのだとは思うが、BD時代に築き上げた盤石のクオリティに信頼を寄せる者として、なんとか早期の参入を期待するところだ。



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