【BDレビュー】第278回『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』


画質:6
音質:8
(評価の詳細についてはこの記事を参照)

映像:HEVC 35mmフィルム撮影・2Kマスター
音声:DTS-HD Master Audio 5.1ch 24bit


○画質
 BDから良くなってはいるものの、伸び幅は小さい。超高品質なBDと比べたらウーンというレベル。
 2011年という製作年もあるのだろうか、モブは言うまでもなく、主役のシーザーですらディテールの不足が目につき、いかにもなCG感が付きまとうようになってしまった。
 空・明るい色の床・壁など、高輝度かつ平坦な部分は時として粒状感が出過ぎてノイジーに感じられる。
 総じて、残念ながら、UHD BDの器を満たすには情報量も解像感も絶対的に足りていないという印象を受ける。
 木や森など、自然物が多く登場するシーンではあいからず解像感不足に悩まされるものの、色彩の豊かさが目に楽しかった。

○見どころ
 森


○音質
 音声仕様はBDから変更なし。
 Dolby Atmos/DTS:Xにアップグレードしなかった20世紀FOX、ガッデム!

○聴きどころ
 怪獣めいたゴリラ


○総評
 せっかくだからとUHD BDと揃えたリブート三部作の一作目。
 音声がBDから変化なしという部分も含め、UHD BDとしては正直ぱっとしないクオリティと言わざるを得ない。



○再生環境(詳細はコチラ

・ソース
Panasonic DMP-UB90

・映像
LG OLED55B6P

・音響(センターレス6.1.4ch)
Pioneer SC-LX59(AVプリとして使用)
Nmode X-PM7(フロント)
Nmode X-PW1 ×4(フロント以外の全チャンネル)
Dynaudio Sapphire(フロント)
Dynaudio Audience122(サラウンド)
Dynaudio Audience52(サラウンドバック)
ECLIPSE TD307MK2A ×4(トップフロント・トップリア)
ECLIPSE TD316SWMK2(サブウーファー)



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