画質:8 音質:8
映像はAVC、音声はDTS-HDMAステレオの24bit
画質について。
「これならBDを買った甲斐があったな!!」
と、とりあえず胸をなでおろせる仕上がり。
発色好し、細部のディティール良し、ノイズ処理善し。
んー? と首を傾げることも多かったナウシカとは違い、ほとんど全編通じていいねえ綺麗だねえと素直に見られる。ジブリのじいさまがたもナウシカでボロクソに言われたのが相当応えたのか、口では相変わらず偉そうなことを言いつつも結構配慮したのかもしれない。
画のディティールに関して一番感動したのは飛行石の発光。光の濃淡、揺らめきがこんなに凝っていたとは知らなかった。正直これだけでもBD化の価値はあった。
撮影に伴う画面のぶれは相変わらず修正されずそのまんまだが、ナウシカよりは大分マシな印象。
落ちるムスカもはっきり。
音質について。
音もいい。
明らかにダイアローグのバランスがおかしかったナウシカとは異なり、ラピュタは例によってダイナミックレンジは狭いものの音楽から効果音、ダイアローグまでバランスがよく、聴いていて気持ちがよい。オーディオ的な意味での音質も優れており、ステレオ音響として巧い具合に立体感も出せている。要所要所でよく弾む。
サラウンド化しろよ、という気持ちも無いではないが、どうせ日本国内でやったってロクなもんにならんし別にこれはこれでよかったのかも。
あぁ……次はもののけ姫だ……
BDレビュー総まとめ
【BDレビュー】 第178回『天空の城ラピュタ』
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