画質:15 音質:8
映像はAVCで30台後半中心の超ハイビットレート。
音声はドルビーTRUEHDとDTS-HDMAの同時収録。24bitかな?
画質について。
これぞ日本産デジタルアニメにおける理想的な画質!!
バンディング皆無でグラデーション完璧、←コレ超重要にして最難関
キャラの描線は滑らか、
理想的に透徹した空気感、
作品の“画”を完璧に表現する色彩、
秒速5センチを越えスチームボーイを超え、今ここに日本アニメに画質評価15を進呈するッ!!!
空の青がね、ほんとにいいんです。
筆先のタッチがね、見えるんですよ。
多甘な評価のような気もしますけれど、“おォッ!と心に響く”という10点以上の条件と“完璧の上に万全を実現する”という要素をきちんと満たしてますので、ココは自信を持って最高得点をあげます。
いやー素晴らしい!!
音質について。
こっちについては目を見張るほどのものではないですが、“BDの高音質”という基準はきちんとクリアーしています。全体的に収録音量が小さく、パトレイバー2と同様ちょっと音響制作に難ありで、場面によってはサラウンド方面の声の音量が異常に小さいといった場面もありますが、どうとでもなるレベルです。
AVヲタ的な視点からみて面白いのはドルビーTRUEHDとDTS-HDMAを同時に収録しているということ。アフロサムライでも同じ仕様でしたね。
聴き比べをしてみましたが、正直言って有意な差があるようには思えませんでした。あえて言うとすれば、ドルビーは音の粒が細かく繊細高解像度志向、DTSは音の威力が高く迫力志向、のような気がしました。
リニアPCMを完璧に再現すればドルビーもDTSも完全に同じ音になるのでしょうが、やっぱりデコードの過程でなんらかの差が出てくるんでしょうかね。
BDレビュー総まとめ
【BDレビュー】第70回『時をかける少女』
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