予告:東京インターナショナルオーディオショウに参加します


 三日間で計三回、どの回も部屋から溢れ返るほどの方にお越しいただいて光栄の極みです。


 Cocktail Audioのミュージックサーバー、X50をデモンストレーションするうえで最も気を付けたのは、本機の仕様が想定しているであろう「これからファイル再生に取り組もうとしているユーザー」の存在でした。

 リッピングは全部自分でPCで行う前提で、ネットワーク環境も万全に構築してコントロールはすべてスマホ/タブレットから行う……そういう「ネットワークオーディオの完成形」をお見せするのは、別に困難でも何でもありません。
 しかし、それをやってしまうと、上記のユーザーに対するハードルが一気に高まってしまうこともまた事実。また、7インチというこの手のプレーヤーとしては極めて大型のディスプレイを搭載しているという、X50の美点を埋没させてしまうおそれもありました。

 そこで、あえての全編物理リモコン縛りを敢行しました。
 「リモコンと本体の画面でこれだけのことができる」ことを伝えたいがためでした。

 既にPCオーディオやネットワークオーディオにガチで取り組んでいる人には、中途半端な、物足りない印象を与えてしまったかもしれません。ただ、あくまでもX50の最たる魅力を伝えるうえでのデモンストレーションのスタイルだったと考えてもらえれば幸いです。

 

 それでは、また来年のTIASでお会いしましょう。



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