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【BDレビュー】 第196回『デスペラード』

公開日: : 最終更新日:2013/12/15 BD・ホームシアター関連, オーディオ・ビジュアル全般

画質:7 音質:14


映像はAVC、音声はDTS-HDMAの16bit

画質について。
95年という制作年相応というよりは、少し古臭めに振った映像。感覚的には80年代的な色彩だが、解像感や情報量といった基礎体力はそれなりにある。粒状感はかなり強めに効いているものの目障りになるほどではない。
赤く煤けたメキシコの空気感がなんともむさくるしく表出されており、ぎらつく太陽とクソまみれの酒場の便所との間で明暗のダイナミックレンジも非常に広い。明部のピークはかなり飛ばし気味であり、それが古臭さを感じさせる一要因ともなっている。
見どころ:
無闇に濃い俳優陣の面
タランティーノの顔芸

音質について。
シューテムアップ映画かくあるべし!
羽目を外しすぎてもはやギャグの領域に片足を突っ込んでいる、耳がねじ切れ血を噴き出すような音響である。
主人公の扱う銃に限り、銃声が銃声と言うよりはまるで大砲の如き音で炸裂する。ゴゥーン!!
プレデター2にも通じる銃弾と銃声の狂乱の中、主人公の二挺拳銃がさらなる怒号を吐き散らす。死地にあって幾度も風穴を開けられ、蜂の巣にされ、撃ち殺されるめくるめく感覚。鉛弾の恍惚で脳が焼ける。
プライベート・ライアン以前の音響としては間違いなくひとつの到達点だろう。15にいかないのはひとえにより現代的な音響の精緻さの部分の問題。そしてデスペラードのノリと勢いに容赦のない精緻さまで加わると、ランボー最後の戦場の音となる。
聴きどころ:
血が流れるすべての場面
特に酒場(2回目)



BDレビュー総まとめ

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